パン作りの面倒な計算を自動化!AI と一緒に趣味をアップデート♪

こんにちは、メディア事業部メディア制作課のYoです。 休日の趣味としてパン作りを楽しんでいます。
パン作りの中でも、生地づくりはとにかく手間がかかります。そのため、一度仕込むときはいつも何種類もまとめて作ることが多いです。
一度にいろいろな味を楽しめるので、作るのも食べるのも楽しいのですが、困るのが材料の計算。
複数種類を同時に作ろうとすると必要な材料も一気に増えるため、毎回いくつものレシピを行ったり来たりしながら分量を確認するのが大変でした。
私はもっちり柔らかい食感のパンが好きなので、普段はポーリッシュ種製法を使っています。ポーリッシュ種製法(液種法)は、同量の小麦粉と水(1:1)にごく少量のイーストを混ぜ、室温や冷蔵庫で一晩(6〜24時間)かけてドロドロの液状に発酵させる前種(ポーリッシュ種)を作るパン作りです。小麦の旨味や香ばしさが引き立ち、老化が遅い特徴があります
。
ポーリッシュ種はあらかじめ仕込んでおく必要があるうえ、本体の生地との配合比率もしっかり合わせなければなりません。
「今回はこのパンを4個、このパンを3個……」と作る数が変わるたびに計算し直す必要があり、毎回電卓と長時間にらめっこするのが地味に大変でした。
そんなちょっとした悩みを解決したくて、AIツールのWorkBuddyを使って、自分用のパン材料計算Webツールを作ってみました。
WorkBuddy (https://www.workbuddy.ai/) は、難しいプログラミングの知識がなくても、自然言語で「こんな機能が欲しい」と伝えるだけでWebツールを作成できるAIワークスペースです。

今回作ったツールには、普段よく使う生地の基本配合や、それぞれのパンに必要な生地・フィリングの割合をあらかじめ登録してあります。
あとは、作りたいパンの種類と個数を入力するだけ。ポーリッシュ種を含めたすべての材料の分量から作業手順まで、自動で計算・表示してくれます。
これまで毎回行っていた面倒な計算作業を一気に省略できるようになり、かなりの時短になりました。
今回は、冷蔵庫や冷凍庫にある食材や、家にストックしている材料を見ながら、「これなら作れそう」と組み合わせを考えて、作るパンを決めました。
今回作ったのは、以下のパンたちです。
- 黒ゴマミルクバター餡食パン 1個
- チョコバナナ食パン 1個
- ソーセージパン 4個
- コーンチーズパン 3個
- 肉鬆チーズパン 4個
- 小豆もちソフトパン 1個
食パン2本、ミニパン12個の合計14個です。
まずは、ツールが計算してくれた結果を参考に材料を準備。粉類や具材をそろえたら、生地の仕込みをスタートします。
ポーリッシュ種(前種)※高筋粉:水 = 1:1|酵母 = 粉重の 1%|前日 4℃ 12〜16h 又は室温 4〜6h
高筋粉 243g
水 243g
ドライイースト 2.43g
ポーリッシュ種 総量 487g本体生地 材料(ポーリッシュ種以外)
一括焼成計算機
強力粉 565.9g
グラニュー糖 84.89g
塩 8.49g
耐糖性ドライイースト 6.37g
水 0g
全卵 113.18g
牛乳 282.95g
柔らかバター 70.74g
本体高筋粉 566g(総粉 808g − ポーリッシュ種粉 243g)。ポーリッシュ種を加えて完全な生地に。

生地をこね終えたら、一次発酵へ。
ツールに表示された発酵時間を目安にしつつ、実際の生地の膨らみ具合を見ながら調整していきます。
発酵を待っている間に、フィリングなど生地以外の材料を準備。
複数種類を同時に作ると作業工程も増えるので、待ち時間をうまく使うのがポイントです。
各フィリング・トッピング
一括焼成計算機
※お好みで量を調整します。
黒ゴマミルクバター餡食パン(1 個)
黒ゴマミルクバター餡(バター50+粉糖40+全卵35+粉ミルク25+黒ゴマ粉70):220g
チョコバナナ食パン(1 個)
バナナチョコ餡(バナナ80+バター25+粉ミルク60+糖10):175g
耐熱チョコチップ:(可选)30g
ソーセージパン(4 個)
ソーセージ:4本
コーンチーズパン(3 個)
スイートコーン(水気切り):適量 ×3
チーズ:適量 ×3
マヨネーズ:少々 ×3
肉鬆チーズパン(4 個)
肉鬆(マヨ和え):適量 ×4
チーズ:適量 ×4
小豆もちソフトパン(1 個)
低糖小豆:30g
もち:適量
追加フィリング総重量:455g(生地本体に含まず、別表示)
※ フィリングの重量は生地重量に含まれません(別途計算)。
一次発酵が終わったら、生地を分割してそれぞれのパンを成形します。

成形したパンは、そのまま二次発酵へ。

しっかり膨らんだら、いよいよ焼成です。
今回は食パンとミニパンを二段で焼いていきました。
同時焼き操作(二段)
一括焼成計算機
オーブン段割り当て:下層に 黒ゴマミルクバター餡食パン、チョコバナナ食パン 食パン;上層に ソーセージパン、コーンチーズパン、肉鬆チーズパン、小豆もちソフトパン ミニパン
入炉温度:上下火170℃(食パン基準 175〜180℃;ミニパン基準 170℃、色付きが早い場合はアルミホイル)
時間軸:
T0:全品同時に入炉、タイマー開始
T+14〜16min:ドアを開けて上層のミニパンを全て取り出す;ドアを閉め、下層食パン継続焼成
T+35〜38min:下層食パンを取り出し、全炉焼成終了
色付き&アルミホイル:上層ミニパンの色付きが早い→早めにアルミホイルをかぶせる;下層食パン表面の色付きが早い場合も同様にアルミホイルを。
冷却:ミニパンは取り出したら冷まし網へ移して冷却;食パンは焼成後すぐに型から外し冷まし網へ。

パンのサイズによって焼き上がるタイミングが異なるので、それぞれの焼き色や状態を見ながら取り出すタイミングを調整します。


そして、焼き上がり!家中にパンのいい香りが広がります✨
これまで材料計算に使っていた時間が減った分、生地の状態を確認したり、成形を工夫したりと、パンそのものに向き合う時間が増えました。
パン作りを以前よりも楽しめるようになったのが、ツールを作って一番よかったところかもしれません。
もちろん、ツールに表示される時間や分量はあくまで目安です。
発酵時間や焼成時間は室温や湿度、オーブンの癖などによって変わるので、最後は自分の目で生地や焼き色を確認しながら調整しています。
焼き上がったパンを切り分けて食べてみると、フィリングもしっかり入り、理想どおりのもっちり柔らかい食感に仕上がりました。
これからもこのツールを少しずつ改良しながら、いろいろなパン作りに挑戦していきたいと思います。








