お知らせ

2021.10.19お知らせ

コーチングって何?

企業や個人事業主が経営に行き詰まったときに「外部のコンサルタントを雇って会社の経営を立て直した」などの話しはよくあります。

「会社でコーチングを雇って再建した」「社内研修・人材育成の場でコーチングを取り入れ離職率が下がった」という話も聞くようになってきました。

今回はそんなコーチングについて、深堀してみましょう。

さてコーチングは、いったいどんな業務なのでしょうか?

コーチングとは、その名の通り経営者をコーチしていくことです。

コンサルティングはトップダウンの傾向が強く、コーチングはともに会社のことを考えて行動していくこと、となります。会社を経営していくために経営者やその会社の従業員を含めて、理想の会社作りをサポートしていきます。

コーチングでは会社として「あるべき姿」を皆で話し合い、皆で行動指針を計画し、実施していきます。しかし、実施していく中で行き詰まりもあるのが現実です。そんな時、コーチはメンタル面においても指導していきます。また方向性の確認や、従業員のやる気を導いていくという役割も担っています。

コーチングの特徴は、クライアントである個人や組織の目的・目標を達成するために理想の状態を引き出すところへ着地できるように持っていくことです。「クライアントに何かを与えて理想に近づける」のではなく、「クライアントが持っているものを引き出して理想に近づける」のがコーチングです。コーチングは引き出すことで理想に近づけるアプローチであるため、コーチが質問をして、クライアントに話してもらうことが進め方の基本となります。そのため話す割合でみると、7割近くはクライアントが話をします。

会社の経営者と従業員が話し合って決めた会社方針を全員参加で取り組む会社作りをサポートする、これがコーチングです。