こんにちは、クリエイティブ教育部の竹内です!
ITが発展し、各企業がHPを持つのが当たり前になってきた今だからこそ。
―――「SEO対策」していますか?
SEO対策とは?
そもそもSEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略称。
この検索エンジン最適化を行うための対策を「SEO対策」と呼びます。
このSEO対策が適切に行われていると、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自社に関連のあるキーワードが検索された場合に、
自社サイトが検索結果上位に表示されるようにすることができます。
検索順位が下がると、そもそもクリックされない!?
「コストをかけて、サイトを検索結果上位に表示させるメリットって何?」と
気になる方もいらっしゃるかと思います。
何より一番のメリットは「自社サイトにアクセスしてくれること」。
というのも、実は検索表示順位が下がるにつれ、リンクが
ユーザーにクリックされにくくなるというデータがあるのです……。

データ引用:
Internet Marketing Ninjas(インターネット・マーケティング・ニンジャズ社)”
「グーグルの検索結果におけるクリック率(CTR)に関する調査レポート」
画像引用:impress BUSINESS MEDIA
https://webtan.impress.co.jp/e/2017/08/04/26491“
データを見ると、検索順位1位(検索結果1ページ目最上部)のクリック率は21%と圧倒的!
2位になると、約半分の10%にまで減ってしまうのです。
つまり、自社サイトを競合他社よりも上に表示することができれば、
ユーザーがサイトを閲覧し、自社の顧客となってくれる可能性が高まるのです!
SEO対策の正解は、誰にも分からない
「何をすれば、自社サイトの検索結果を上位にできるの?」
―――この質問、実は「誰にも正解が分からない」!
なぜならサイトの評価や順位の決定は、Googleのアルゴリズムが内部で行っているためです。
その評価基準は公にされていないこともあり、
SEO対策は大変難しいものだと言われています。
(ちなみに、Yahoo!のアルゴリズムはGoogleのものと同じです)
さらに、Googleでは日々アルゴリズムの調整を行っていることをご存知でしょうか?
どのようなサイトに価値があるのか、その基準を修正したり、
ガイドラインを違反する不適切なサイトに対してペナルティを与えたり。
サイトの評価基準が日々Googleの中で変動し、調整されているため、
例え対策が成功して一時的に良い成果を得られるようになったとしても、
なぜか順位が下がってしまう、ということも大いに起こり得るのです……。
今日良いサイトであっても、明日にも良いサイトでいられる保証はないのですね。
SEO対策成功の秘訣は、Googleの考え方に則ること
では、いったいどうしたらいいのか?
いろいろ細かな施策はありますが、根本的に共通して大事なこと。
それが「Googleの理念、考え方に則ること」です。
まずそもそもGoogleは、「多くの人に自社の検索エンジンを使ってほしい」。
そのためには「たくさんのユーザーが長期的に使いやすい、常に有益な情報を手に入れ続けられる環境を整える」必要がありますよね。
だからこそ、Googleは「ユーザーにとって有益であると考えられるサイト」を目に届きやすい検索結果上位に掲載するよう、動いているのです。
「ユーザーが求めるサイトこそ、Googleにとっての良いサイト」ということですね。
この考え方だけは、何度アップデートを行っても変わりません。
ページ作成のテクニック
それでは、実際にコンテンツを作成する際に気を付けることは何か?
いくつかご紹介していきます。
1.引用(blockquote)する時は引用タグを設置するべし
引用タグを設置することで、
「この記述は他からの引用である」ことをユーザー並びにクローラーに明示することができます。
例え画面上で見てわかるように引用であることを明記していても、
この引用タグを設置していなければ、Googleのクローラーは「既に存在するものと重複するコンテンツ」とみなし、ペナルティを課されて検索順位を下げられたり、サイトを検索エンジンに掲載できなくなってしまう可能性があります。
必ず、引用を行う際には引用であることが分かるように「引用タグ」を使って
伝えるようにしましょう。
2.情報の提供をきちんと行うべし
実は、SEOに文字量は直接関係がありません。
しかし「ユーザーが必要とする、有益な情報を網羅的に提供しているページ・コンテンツは、文字数が多くなる」傾向にあります。
文字数が多ければ有利、少なければ不利、ということではありませんので、
文字数を増やすことではなく、適切なキーワードを盛り込みながら、
ユーザーにとって価値のある情報の提供を行えるページを作成しましょう。
3.共起語にも気を配るべし
サイトのテーマ通り、情報がきちんと記載されていると
Googleのクローラーに判断してもらうためには、
「共起語」を活用すると良いでしょう。
共起語とは、特定のキーワードと一緒に活用されやすい語句のことを指します。
例えば、「パソコン」というキーワードと一緒に使われやすい語句として、
「スマホ」「マウス」「キーボード」「ディスプレイ」「サーバー」などがあるとします。これらを「共起語」と言います。
「共起語」があることで、Googleのクローラーは、
サイトのテーマに合った適切なキーワードを使用したコンテンツである、と
判断してくれやすくなります。
以前は、「パソコン」とキーワードだけをとにかく多量に入れておけば
関連性が高いサイトであると判断されやすくなると考えられており、
文脈関係なく、不自然であってもひたすらに特定のキーワードを
取り入れることが対策として有効化されていた時代もありました。
しかし、現在Googleでは特定のキーワードだけでなく、
広く一般的に一緒に使われやすい「共起語」が取り入れられているかも含めて、
そのサイトの内容、キーワードの使用方法は適切か、
ユーザーが求めやすい情報がきちんと記載された有益なコンテンツになっているか、などを判断しているとされています。
例えば意味の変わらない文章を記載したとき、
注力したいキーワードの共起語となりやすい語句を交えた文章の方が、
より良い評価を得られる可能性が高まります。
ぜひ、共起語分析ツールなどを活用し注力キーワードの「共起語」も
意識しながらコンテンツの作成を行ってみてください。
まとめ
SEO対策は、自社サイトをたくさんのユーザーに見てもらうためにも必要不可欠です。
その対策方法はいろいろありますが、基本となる考え方は、
「”検索エンジンを使うユーザーにとって”有益なサイトにすること」。
そしてそのうえで、「自社サイトの価値をGoogleに適切に理解してもらえるよう伝えること」。
そのために、これから実際にテクニカルな施策を行うことになるでしょう。
その際には、「Googleの考え方って何だっけ?」ということを常に意識し、立ち止まりながら行うことをオススメします。
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