介護士転職サイト・エージェントおすすめ徹底比較17選
ここでは、おすすめの介護士転職サイト・転職エージェントを紹介しています。
求人数、選び方、メリット・デメリット、上手に利用する方法、介護士転職サイト・転職エージェントの利用の流れなどの介護士転職に必要なあらゆる情報もわかりやすく解説していますので、転職を考えている介護士の方のご参考にしていただけると思います。
ぜひご覧になってみて下さいね。
- おすすめの介護士転職サイト・エージェントまとめ
- 介護士転職サイトの選び方
- 介護士転職サイトの利用方法・流れ
- 介護士が転職を成功させるコツ
- 介護士転職サイトを利用する際の注意点
- 介護士転職サイトを利用するメリット・デメリット
- 介護士の仕事場・仕事内容
- 介護士と介護福祉士の違いとは?
- 転職を後悔したくない!介護士が働きやすい求人の選び方
- 介護士の転職・退職理由のリアル。志望動機の書き方
- 介護士転職サイトに関するQ&A
- 介護士転職サイトと転職エージェントの違いは?
- 介護士転職サイトの利用は無料ですか?
- 介護士転職サイトに複数登録しても大丈夫?
- 非公開求人って何ですか?
- ブランクがあるのですが大丈夫ですか?
- 介護の仕事が未経験でも大丈夫ですか?
- 介護の資格を持っていないのですが働けますか?
- 介護士転職サイトを使えば無資格でも正社員採用してもらえますか?
- 介護士の平均年収はどれくらい?
- 夜勤をしたくないのですが可能ですか?
- 転職サイトに登録するとしつこく誘われる?必ず応募しないとダメですか?
- 転職サイトを利用して後悔することってありませんか?
- 介護業界は売り手市場って本当ですか?
- 人気がある介護の職場を転職サイトで探せますか?
- 職場の人間関係に不安があります。転職サイトで対策できますか?
おすすめの介護士転職サイト・エージェントまとめ
ここでは介護士の求人に特化している、またはより多く取り扱っている介護士転職サイトをランキング形式でご紹介しています。
今すぐ転職活動を行いたい方も、まずはどんな求人があるのかざっくり見てみたい方もぜひチェックしてみて下さいね。
レバウェル介護
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | ヘルパー・介護職 生活相談員 サービス提供責任者 管理職・管理職候補 ケアマネジャー 看護助手 医療ソーシャルワーカー サービス管理責任者 生活支援員 |
施設形態 | 特別養護老人ホーム(特養) 有料老人ホーム 老人保健施設(老健) デイサービス 訪問介護 グループホーム 小規模多機能型居宅介護 障害者施設 サービス付き高齢者向け住宅 地域包括支援センター |
資格・経験 | 介護支援専門員 介護福祉士(介護士) 無資格OK 初任者研修(ヘルパー2級) 実務者研修(ヘルパー1級) 社会福祉主事任用 社会福祉士 精神保健福祉士 |
求人数 | 23,890件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・転職エージェント型の転職サイトを利用したい人
・職場の実際の様子をしっかり把握してから転職したい人
・キャリアアドバイザーを活用した転職活動を行いたい人
レバウェル介護(旧きらケア)は、介護業界に特化した転職エージェントです。
登録をすると全国の介護職の求人の紹介してもらえて、あなたの希望にあった転職ができるようにキャリアアドバイザーがしっかりとサポートしてくれます。ひとりだけでの転職活動ではないので心強いですよ。
キャリアアドバイザーはあなたのこれまでの経験や転職における希望を丁寧にヒアリングして、希望にマッチした求人を紹介してくれるので、自分で探した求人に応募するよりもマッチング率が高い求人が見つかりやすくなります。
転職エージェントを使って転職活動を行いたい場合は必ず登録しておきたい転職サイトです。
ミラクス介護
運営会社 | 株式会社ミラクス |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ヘルパー サービス提供責任者 ケアマネジャー 生活相談員 機能訓練・リハビリ職 看護助手 |
施設形態 | 特別養護老人ホーム 有料老人ホーム 介護老人保健施設 グループホーム サービス付き高齢者向け住宅 デイサービス 通所リハ・デイケア 訪問介護 訪問入浴 訪問リハビリ 訪問看護 居宅支援事業所 ショートステイ 小規模多機能型居宅介護 ケアハウス 医療施設・病院 地域包括支援センター 障がい者施設 その他 |
資格・経験 | 初任者研修(旧ヘルパー2級) 実務者研修(旧ヘルパー1級) 介護福祉士 社会福祉士 介護支援専門員 主任介護支援専門員 介護・無資格 理学療法士 作業療法士 |
求人数 | 137,224件(※) うち93,232件は非公開求人 |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・転職エージェント型の転職サイトを活用したい人
・大型の介護士転職サイトを使って幅広い転職したい人
・求人情報を見てみたい人
ミラクス介護は、求人転職エージェント型の転職サイトになります。
登録するとキャリアアドバイザーによる面談が行われ、9万件を超える非公開求人を含む全求人の中から、あなたの希望にマッチした案件を紹介してくれます。
非公開求人は一般の人が自分で探すことができない特別な求人です。ミラクス求人に登録すると、この非公開求人を含めた全求人の中からあなたの希望に最適な求人を紹介してもらうことができます。
転職エージェント型の転職サイトの場合、登録するまで求人検索ができないこともあるのですが、ミラクス求人は登録前でも求人検索が可能となっています。(非公開求人は検索不可)
希望のエリア、職種、施設形態、お持ちの資格などから条件を指定して検索できるので、すぐに転職する予定ではない方も情報収集に活用すると良いでしょう。
カイゴジョブエージェント
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 児童指導員 児童発達支援管理責任者 生活支援員 介護職員・ヘルパー 管理者・施設長・ホーム長 サービス管理責任者 世話人 送迎運転手・ケアドライバー 相談支援専門員 介護支援専門員(ケアマネジャー) 福祉用具専門相談員 看護助手 介護事務・医療事務 講師 生活相談員・相談職 サービス提供責任者 その他 |
施設形態 | 病院・クリニック・診療所 介護老人保健施設(老健) 特別養護老人ホーム(特養) 有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム ケアハウス(軽費老人ホーム) ショートステイ(短期入所) 小規模多機能型居宅介護 デイサービス・デイケア 訪問看護・訪問リハ 訪問介護・定期巡回 訪問入浴介護 地域包括支援センター 居宅介護支援事業所 生活介護 障がい者支援 重度訪問介護 共同生活援助 就労継続支援 相談支援 放課後等デイサービス・障がい児支援 福祉用具貸与(レンタル)・販売 その他(介護) 障がい福祉 |
資格・経験 | 資格 介護福祉士 実務者研修(ヘルパー1級) 初任者研修(ヘルパー2級) 社会福祉士 サービス管理責任者 児童発達支援管理責任者 児童指導員任用 無資格 介護支援専門員(ケアマネジャー) 精神保健福祉士 認知症介護実践者研修 社会福祉主事任用 福祉用具専門相談員 その他 普通自動車免許 |
求人数 | 非公開。非公開求人は10,000件以上(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・キャリアアドバイザーを活用した転職をしたい人
・働く現場の様子をしっかり把握してから転職したい人
・自分にぴったり合った求人を紹介してほしい人
カイゴジョブエージェントは転職エージェント型の転職サイトです。
登録すると専任のキャリアアドバイザーが担当してくれて、あなたの転職活動をサポートしてくれます。
カイゴジョブエージェントのキャリアアドバイザーは、日ごろから現場に足を運んでいる介護業界のプロなので、企業の雰囲気や内情などの求人情報だけでは見えない部分も教えてもらうことができます。
現場の雰囲気を知りたい、実際の残業時間を教えて欲しいなど、応募にあたって知りたいことがあったら遠慮なく聞いてみると良いでしょう。
介護ワーカー
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ヘルパー ケアマネジャー 相談員 支援員 サービス提供責任者 管理職 その他 |
施設形態 | 病院 特別養護老人ホーム 有料老人ホーム 介護老人保健施設 グループホーム サービス付高齢者住宅 デイサービス デイケア 訪問介護 障害者施設 小規模多機能 居宅支援事業所(ケアプランセンター) 地域包括 その他 |
資格・経験 | 資格なし 介護福祉士 実務者研修(ヘルパー1級) 初任者研修(ヘルパー2級) 介護支援専門員 社会福祉主事 社会福祉士 その他 |
求人数 | 51,304件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・キャリアアドバイザーに自分に最適な求人を紹介して欲しい人
・介護士求人を自分でしっかり探したい人
・スカウトに期待したい人
介護ワーカーは介護職全般に強い転職サイトです。
転職エージェントサービスを利用することもできますし、転職サイトとして自分で求人を探して直接応募することもできます。
求人は日々更新されるので、転職を急いでいない方も情報収集として利用することができます。
また、介護ワーカーにはスカウトサービスがあり、登録すると施設や企業からスカウトを受けることもできます。
転職エージェントとスカウトの両方で、質の高い求人と出会える可能性が広がります。
かいご畑
運営会社 | 株式会社ニッソーネット |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護士 看護助手 訪問介護員 ケアマネジャー サービス提供責任者 生活相談員 介護事務 その他 |
施設形態 | 特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 介護療養型医療施設 有料老人ホーム デイサービス グループホーム 訪問介護事業所 病院 障がい者施設 サービス付き高齢者向け住宅 小規模多機能 その他 |
資格・経験 | – |
求人数 | 約8,100件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・介護系資格を取得していない人、働きながら介護資格を取得したい人
・介護職未経験、または経験が浅い人
・人材コーディネーターに転職相談をしたい人
かいご畑は介護求人に特化した転職エージェントです。
登録すると専任の人材コーディネーターがついてくれて、あなたの希望をしっかりヒアリングしたうえで最適な求人を紹介してくれます。全国の介護施設にネットワークがあるので、気になることはなんでも聞いてみると良いでしょう。
かいご畑の非常に大きな特徴として、無資格の方でも働ける求人多数あります。キャリアアップ応援制度が整っているので、資格を0円で取得することも可能となっています。
求人検索も「無資格・未経験OK」「ブランク復帰歓迎」「日勤のみ」など、様々な条件から探すことができます。
求人数はそこまで多くありませんが、未経験から介護業界を目指したい方は、かいご畑を活用すると良いでしょう。
マイナビ介護職
運営会社 | 株式会社マイナビ |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ヘルパー ケアマネジャー 生活相談員 サービス提供責任者 施設長 サービス管理責任者 看護助手 児童発達支援管理責任者 福祉用具専門相談員 生活支援員 |
施設形態 | 訪問介護 訪問入浴 訪問看護 訪問診療 定期巡回 通所介護(デイサービス) 通所リハ(デイケア) グループホーム サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) 有料老人ホーム 特別養護老人ホーム(特養) 介護老人保健施設(老健) ケアハウス・高齢者住宅他 ショートステイ 障がい者施設 養護老人ホーム 介護予防 その他 |
資格・経験 | 介護福祉士 介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級) 介護職(資格取得見込み) 社会福祉士 社会福祉主事 精神保健福祉士 実務者研修(ホームヘルパー1級) |
求人数 | 77,709件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・安心感と実績がある大手転職エージェントを使い人
・介護職の経験者からアドバイスが欲しい、サポートを受けたい人
・キャリアアドバイザーの教育にも力を入れている転職サイトを使いたい人
マイナビ介護職は、大手転職サイトのマイナビが運営する介護業界に特化した転職エージェントです。
非常に大きな転職サイトになりますので、全国の求人施設とパイプがあり、実際に介護の現場で活躍していたキャリアアドバイザーも多数在籍しています。
キャリアアドバイザーの質が高いので自分に合った求人のピックアップから、履歴書・職務経歴書の添削と面接対応、条件交渉など、介護士の転職活動のサポートを徹底的にお願いしたい方にもおすすめできます。
ケアジョブ
運営会社 | 株式会社メディカルジョブセンター |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ヘルパー ケアマネジャー 生活相談員 サービス提供責任者 機能訓練指導員 管理職・管理職候補 作業療法士(OT) 理学療法士(PT) 言語聴覚士(ST) 派遣(介護職・その他) その他 |
施設形態 | 特別養護老人ホーム 有料老人ホーム 介護老人保健施設 グループホーム サービス付き高齢者向け住宅 デイサービス 訪問介護 病院 小規模多機能型施設 その他 |
資格・経験 | – |
求人数 | 74,787件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・お住まいのエリアの求人をたくさん知りたい人
・地域の介護の現場に詳しいキャリアアドバイザーにサポートしてほしい人
・希望にマッチした求人を紹介して欲しい人
ケアジョブは介護業界に特化した転職サイトです。
北海道から沖縄まで地方の介護関連の求人数も非常に多いので、まずはエリア検索で求人を探してみると良いでしょう。
介護福祉士・実務者研修・介護職員初任者研修・ホームヘルパー1級・ホームヘルパー2級・ケアマネジャー・社会福祉士などの求人を取り扱っています。
登録すると、地域の介護業界に詳しいキャリアアドバイザーがあなたの希望にあった求人をピックアップして紹介してくれます。キャリアアドバイザーは日ごろから介護施設の採用担当者と積極的にコンタクトをとっていますので、気になる現場の人間関係や雰囲気を掴むことができます。
ナイス介護
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ホームヘルパー 看護助手 看護師 生活相談員・支援相談員・医療相談員 ケアマネジャー サービス提供責任者 医療・介護事務 生活支援員 調理師・調理補助 PT・OT・ST 施設長(管理職等) 管理栄養士・栄養士 機能訓練指導員 精神保健福祉士 送迎ドライバー 清掃・リネン その他職種 |
施設形態 | 特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム デイサービス ショートステイ 養護老人ホーム 病院 診療所 小規模多機能型 デイケア 障がい者福祉施設 軽費老人ホーム 地域包括 訪問介護 訪問看護 ケアハウス 訪問入浴 その他 |
資格・経験 | – |
求人数 | 11,513件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・派遣で介護のお仕事を探している人
・介護職の資格を持っていない人
・未経験から介護職に就きたい人
ナイス介護は介護士・介護職全般の求人サイトになります。
介護士に限らず、介護施設などの調理師や清掃、送迎ドライバーなどとても幅広い求人を探すことができます。
ただ、ナイス介護はどちらかというと正社員よりも派遣社員の募集が多いので、正社員と派遣社員の両方を探したいときには他の介護士転職サイトと同時に登録してみて下さい。
求人の種類が多いことから、介護職の資格を保有していない人や未経験者でも、人柄ややる気重視で求人を紹介してもらうこともできます。
雇用形態が派遣となることが多いため、時給アップ制度があったり職場に不満があったり気になることがあったらいつでも担当者に相談できるというメリットもあります。
クリックジョブ介護
運営会社 | ライフワンズ株式会社 |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職 ケアマネジャー 生活相談員 サービス提供責任者 施設長 リハビリ職 看護職 |
施設形態 | 特別養護老人ホーム 有料老人ホーム 介護老人保健施設 グループホーム サービス付き高齢者向け住宅 小規模多機能 デイサービス・デイケア 訪問介護 定期巡回・夜間対応 居宅介護支援事業所 地域包括支援センター 訪問入浴 病院・クリニック 介護医療院 看護小規模多機能 養護老人ホーム ケアハウス その他 |
資格・経験 | 介護福祉士 実務者研修(ヘルパー1級) 基礎研修(ヘルパー2級) ケアマネジャー 社会福祉士・社会福祉主事 PT OT ST 正看護師 准看護師 無資格可 その他 |
求人数 | 17,358件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・介護業界専門の転職エージェントに相談したい人
・職場の雰囲気をしっかり掴んでから応募したい人
・キャリアアップしたい人
クリックジョブ介護は運営実績15年を超える介護士向けの求人サイトです。
介護業界に特化した転職支援を行っているので、一般の求人サイトには記載されていない非公開求人を含めた多数の求人からあなたの希望にマッチした求人を紹介してもらえます。
自分で求人を探して応募することもできるのですが、クリックジョブ介護を利用するなら転職エージェントサービスの利用をおすすめします。
クリックジョブ介護の転職エージェントは、介護の現場との深いネットワークがあるので、実際の現場の雰囲気などの情報を日々把握しているんです。
応募する前に施設の評判や働く職員の人柄、離職率なども確認することができますよ。
転職相談はLINEでもできますので、対面や電話よりも気軽に聞きたいことを聞くことができます。
クリックジョブ介護は介護業界専門の転職エージェントに相談したい方に非常におすすめできる転職サイトです。
ジョブメドレー
運営会社 | 株式会社メドレー |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護 ※医科、歯科、保育、リハビリ/代替医療、ヘルスケア/美容も応募可能 |
施設形態 | 介護職/ヘルパー 生活相談員 ケアマネジャー 管理職(介護) サービス提供責任者 生活支援員 福祉用具専門相談員 児童発達支援管理責任者 サービス管理責任者 児童指導員/指導員 看護師/准看護師 管理栄養士/栄養士 調理師/調理スタッフ 介護タクシー/ドライバー 医療事務/受付 営業/管理部門/その他 介護事務 相談支援専門員 |
資格・経験 | – |
求人数 | 243,649件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・スカウトサービスを利用したい人
・幅広い職種から求人を探したい人
・転職エージェントを利用せず求人に自分で応募したい人
ジョブメドレーは介護職の求人数が非常に多い転職サイトです。
取り扱っている求人は全て介護施設等から直接預かっているものですので、応募するとすぐに企業に届き直接のやりとりができますので、スムーズに転職することができますよ。
メールやLINEで希望にあった求人情報をお知らせしてもらえるサービスもありますので、現職が忙しい方も手間をかけずに自分にあった求人と出会うことができます。
また、ジョブメドレーにはスカウトサービスがありますので、登録しておくと求人を出している企業から直接スカウトが届くこともあります。
e介護転職
運営会社 | 株式会社ベストパーソン |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ヘルパー サービス提供責任者 生活相談員 相談員 介護支援専門員(ケアマネ) 主任介護支援専門員 看護師 保健師 看護助手 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 機能訓練指導員 サービス管理責任者 児童発達支援管理責任者 児童指導員 保育士 管理栄養士・栄養士 調理職 福祉用具専門相談員 介護事務・事務 医療事務 送迎ドライバー 訪問入浴オペレーター 管理職 広報・営業職 支援員 あん摩マッサージ指圧師 計画作成担当者 移動介護従事者(ガイドヘルパー) 居宅介護従事者 相談支援専門員 臨床心理士 公認心理師 その他 |
施設形態 | 訪問介護 訪問入浴 デイサービス デイケア グループホーム サービス付き高齢者向け住宅 有料老人ホーム 特別養護老人ホーム 介護老人保健施設(老健) ケアハウス・高齢者住宅他 ショートステイ 小規模多機能 介護療養型医療施設 同行援護 |
資格・経験 | 資格ナシでもOK 介護福祉士 初任者研修(ヘルパー2級) ホームヘルパー1級 介護職員基礎研修 介護福祉士実務者研修 認知症介護実践者研修 |
求人数 | 67,804件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・たくさんの求人から自分に合う企業を見つけたい人
・働いてみたい企業が決まっている人
・介護の職種をもっと知りたい人
e介護転職は介護・福祉に特化した求人を取り扱っている転職サイトです。
自分で求人を見つけて直接応募ができるサービスとなっており、気になる求人が見つかりやすいように様々な工夫がなされています。
地域と職種で絞り込むこともできますし、企業名や事業所名などの気になる職場の名称で検索することもできます。現在、積極的に採用している企業の情報も掲載されています。
また、e介護転職は介護・福祉の転職に関するコンテンツも充実しています。
介護業界の職種についてわかりやすい解説があったり、介護職の年収診断などのお役立ち情報が用意されています。
e介護転職なら、転職を急いでいる人も、ゆっくり探したい方も、自分のペースで求人を探すことができます。
リジョブケア
運営会社 | 株式会社リジョブ |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職 介護福祉士 ホームヘルパー 生活相談員 サービス提供責任者 ケアマネジャー 児童指導員 管理職 サービス管理責任者 児童発達支援管理責任者 その他 ※リハビリ、看護、ソーシャルワーカー、その他職種の求人も取り扱っています。 |
施設形態 | デイサービス グループホーム 訪問介護 有料老人ホーム 特別養護老人ホーム 老人保健施設 デイケア ショートステイ 小規模多機能型居宅 訪問入浴 居宅介護支援事業所 サービス付き高齢者向け住宅 障がい者支援施設 訪問看護 軽費老人ホーム・ケアハウス 放課後等デイサービス 医療機関 訪問リハビリ 定期巡回・随時対応サービス 地域包括支援センター |
資格・経験 | 社会福祉士 社会福祉主事任用資格 医療事務資格 看護師 認定看護師 児童指導員任用資格 保育士 幼稚園教諭・各種教員免許 臨床心理士 調理師 栄養士 管理栄養士 精神保健福祉士 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 ケアマネジャー 初任者研修(旧ホームヘルパー2級) 実務者研修(旧ホームヘルパー1級) 介護福祉士 ケアクラーク(介護事務) 介護事務管理士 福祉用具専門相談員 介護予防運動指導員 普通自動車第二種運転免許 普通自動車第一種運転免許 あん摩マッサージ指圧師 柔道整復師 鍼灸師 |
求人数 | 47,984件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・スカウトを活用した転職がしたい人
・転職エージェントからの紹介ではなく自分で求人を探したい人
・転職支援金があると嬉しい人
リジョブケアは介護・看護・リハビリの求人に特化した転職サイトで、希望のエリアや職種から求人を探しやすくなっています。
また、スカウト機能が非常に充実していて、登録すると企業からスカウトを受けることもできます。
スカウトは、転職サイトに登録して履歴書・職務経歴書を入力しておくことで、人材を募集している企業から直接選考の案内などが届く仕組みです。
でも、「企業からのスカウトって本当にあるの?」と気になっている方もいらっしゃると思います。
リジョブケアはこのスカウトがとても優れていて、利用者の80%が実際にスカウトを受けています。(※)
スカウトで転職活動を行いたい方は登録してみると良いでしょう。
また、リジョブケアから転職すると、就業期間に応じて継続支援金をもらうことができます。
入社して30日経つと最大10,000円、1年経過するとさらに最大10,000円が継続支援金として受け取ることができますのでモチベーションを継続できます!(※)
(※)スカウトについて:期間2018年4月~2019年3月 対象:新規ユーザー
(※)継続支援金について:職種によって、それぞれ5,000円となる場合があります。
かいごgarden
運営会社 | 株式会社ツクイスタッフ |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ヘルパー 看護助手 ケアマネジャー 看護職 生活相談員・支援相談員 |
施設形態 | 特別養護老人ホーム 有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム デイサービス |
資格・経験 | 介護福祉士 実務者研修(ホームヘルパー1級) 初任者研修(ホームヘルパー2級) 看護師 |
求人数 | 89,602件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・介護の現場に本当に詳しい転職サイトを使いたい人
・介護資格を保有している、介護職経験のあるキャリアアドバイザーに相談したい人
・転職後のアフターサポートもお願いしたい人
かいごgardenを運営する株式会社ツクイスタッフは、介護サービス事業を35年以上運営している株式会社ツクイのグループ企業です。
デイサービス、訪問看護、有料老人ホームなどの施設を全国700か所以上展開しているので、在籍しているキャリアアドバイザーも介護業界に精通しています。
介護資格の有資格者や介護現場を経験しているキャリアアドバイザーも多数在籍していますので、あなたの悩みや転職理由をしっかりヒアリングして最適な求人情報を提案してもらえます。
また、転職後のサポートも丁寧に行っています。かいごgardenが施設と直接交流して情報を仕入れたり、転職者の近況報告やお悩み相談の場を設けるなど、働きやすい職場環境作りにも力を入れています。
かいごgardenは派遣での介護士転職にも力を入れていますので、正社員・契約社員、パート・バイト、派遣・紹介予定派遣とさまざまな働き方に興味がある方にもおすすめできます。
ベネッセMCM介護士
運営会社 | 株式会社ベネッセMCM |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ヘルパー 介護福祉士 ケアマネジャー サービス提供責任者 生活相談員 看護助手 その他 |
施設形態 | 有料老人ホーム 特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 サービス付高齢者向け住宅 グループホーム ケアハウス 小規模多機能型居宅介護 ショートステイ デイサービス 訪問介護 訪問入浴 一般病院 大学病院 療養型病院 ホスピス その他 |
資格・経験 | 介護福祉士 ケアマネジャー 介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級) 実務者研修 社会福祉士 介護資格なし |
求人数 | 12,002件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・業界に詳しいキャリアアドバイザーに相談にのってもらいたい人
・転職活動をトータルサポートして欲しい人
・大手の転職サイトに安心感がある人
ベネッセMCM介護士は通信教育事業で広く知られているベネッセのグループ企業が運営する介護士転職サイトです。
実は介護士転職業として20年以上の実績があり、登録すると介護業界に詳しいコンサルタントがあなたの経歴や希望を伺って最適な求人を紹介してくれます。内定に向けて丁寧にサポートしてもらえますよ。
ベネッセはベネッセスタイルケアという介護・保育・学童サービスも展開していて、介護施設だけでも350か所以上の施設があるので、現場が求めるニーズをしっかりと把握しています。
取り扱い求人も質が高いものが多く、大手企業、有名企業の求人情報も多数見つかります。
介護求人ナビ
運営会社 | 株式会社ハートメディカルケア |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職・ヘルパー ケアマネジャー 管理職 サービス提供責任者 看護師・准看護師 看護助手 医療ソーシャルワーカー 生活相談員 福祉用具専門相談員 営業 管理栄養士・栄養士 調理師・調理スタッフ 清掃スタッフ 受付・介護事務 医療事務 介護タクシー・送迎ドライバー 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師 保育士 児童発達支援管理責任者 児童指導員 サービス管理責任者 生活支援員 |
施設形態 | 有料老人ホーム 特別養護老人ホーム 老人保健施設 サービス付き高齢者向け住宅 介護医療院 グループホーム デイサービス デイケア・通所リハ ショートステイ 訪問介護 訪問看護 訪問入浴 訪問リハビリテーション 小規模多機能 看護多機能 居宅介護支援事業所 地域包括支援センター 福祉用具関連 病院 クリニック 保育園 障がい者支援施設 障がい者グループホーム 障がい者デイサービス 障がい者就労支援 放課後等デイサービス 児童発達支援施設 |
資格・経験 | – |
求人数 | 87,857件件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・自分で求人を探したい人
・希望する職種がはっきりと決まっている人
・さまざまな条件から求人を探したい人
介護求人ナビは介護・福祉に特化した求人情報を豊富に取り扱う転職サイトです。
対応職種が細かくわかれていますので、希望する職種ごとに求人を探しやすくなっています。
また、介護求人特集も充実していて、オープニングスタッフ、未経験でも大丈夫ならはじめての介護の仕事、残業なしの求人、ハイクラス・キャリアアップ転職などの特集が定期的に行われています。
求人以外にも介護の転職に役立つ情報も充実していて、職種ごとの平均年収や時給を調べることもできますよ。
転職エージェントを利用せずに、自分にあう求人をじっくりと探したいという方に最適な転職サイトです。
介護JJ
運営会社 | 株式会社JJメディケアキャリア |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護職(ケアスタッフ) ケアマネジャー 主任ケアマネ 管理職 管理者候補 相談員 営業 サービス提供責任者 訪問介護員(ホームヘルパー) 看護 看護助手 リハビリ、機能訓練 事務 調理 保育、教育 その他 |
施設形態 | 有料老人ホーム 特別養護老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム 老人保健施設 デイサービス 訪問介護 訪問入浴 訪問リハ 訪問看護 小規模多機能・複合施設 ショートステイ 通所リハ・デイケア 地域包括支援センター 居宅介護支援事業所 福祉用具関連 医療関連・病院 乳幼児・児童関連 障がい児通所支援 障がい者福祉 その他 |
資格・経験 | 主任介護支援専門員 介護支援専門員 介護福祉士 社会福祉士 精神保健福祉士 社会福祉主事任用 介護職員実務者研修 ヘルパー1級 介護職員基礎研修 初任者研修(ヘルパー2級) 無資格 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 柔道整復師 正看護師 准看護師 管理栄養士 栄養士 児童発達支援管理責任者 保育士 幼稚園教諭 医療事務 介護事務 運転免許 その他 |
求人数 | 19,481件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・ハローワークの求人も活用したい人
・介護職に転職した先輩の実際の声を知りたい人
・入職後にアンケートに参加できる人(報酬がもらえます)
介護JJ(介護ジャストジョブ)は介護求人に特化した転職サイトです。
自社で保有している求人の取り扱いのほか、ハローワークの求人も掲載されています。
掲載されている求人に直接応募することもできますし、転職エージェントとしてキャリアアドバイザーにサポートを受けながら転職活動を進めることもできます。
直接の応募とキャリアアドバイザーのサポートを選べるので、自分にあった転職活動ができます。
また、介護JJでは介護JJから介護職への転職に成功した方からの実際の口コミを確認できる「介護職応援プロジェクト」を行っています。
キャリアアドバイザーからのアドバイスと、実際に転職した先輩の本音の両方がわかるので非常に参考になりますよ。
また、転職後にはご自身の転職体験をアンケートで提出すると報酬がもらえる嬉しいサービスもあります。
キャリアインデックス
運営会社 | 株式会社キャリアインデックス |
対応職種(絞り込み検索可能な職種) | 介護・リハビリ・福祉 |
施設形態 | – |
資格・経験 | – |
求人数 | 172,800件(※) |
対応地域 | 日本全国 |
利用料金 | 無料 |
(※)求人数について:2024年7月時点の情報になります。
・たくさんの求人から自分にあう職場を探したい人
・介護士デビューの人
キャリアインデックスは130もの転職サイトに掲載されている求人情報から様々な条件を絞って自分にあった求人を見つけることができる総合転職サイトです。
介護士の転職にも強く、17万件を超える全国の介護職の求人が掲載されています。
雇用形態も正社員だけでなく、契約社員、アルバイト、パート、業務委託、派遣社員などの希望の働き方から選ぶことができます。
未経験者歓迎の案件も多数ありますので、資格をお持ちでない方や初めて介護士として働きたい方にもおすすめできます。
介護士転職サイトの選び方
介護士転職サイトを見てきましたが、ランキング上位であってもそもそも自分に合う転職サイトの選び方がわからない方もいらっしゃるかと思います。
どの転職サイトもたくさんの介護士求人が掲載されているのですが、お住まいのエリアの求人が少なかったり、自分が希望する形で転職活動を進められないと、不満が出ることになるでしょう。
ここでは、介護士転職サイトの選び方を解説します。
介護士に特化した転職サイトを比較する
転職サイトには様々な職種を網羅している大手総合転職エージェントもあるのですが、介護士の方には介護士転職に特化した転職サイトをおすすめします。
介護士の方が転職活動で求人を探すときは、「働きたいエリア、最寄り駅が決まっている」「施設で転職先を選びたい」「持っている資格で検索したい」「職種で選びたい」「夜勤が少ないところが良い」など、条件を指定して求人を探すことも多いかと思います。
介護士転職に特化した転職サイトならこういった細かい条件を指定して検索することができるのです。
他にも給与水準から絞り込みができたり、日勤だけ、残業少なめなど、介護士転職サイトには様々な検索ができる強みもあります。
転職サポート(エージェント型)の有無を確認する
転職サイトには転職活動をサポートしてくれるエージェント型のものもあります。
エージェント型の転職サイトは、キャリアアドバイザー、人材コーディネーターなどと呼ばれる担当者による転職サポートを受けることができるので、自分だけで求人を探すよりも効率良く転職活動を進めることができます。
転職エージェントが行ってくれることは、
・希望にマッチする求人の紹介
・履歴書・職務経歴書の添削
・面接日の調整
・面接のアドバイス、模擬面接
・待遇、給与などの条件交渉
・採用後のサポート
などがあります。
転職エージェントは無料で利用できます
転職エージェントはあなたの転職を全面的にサポートしてくれるのですが、費用は一切かかりません。
転職エージェントの報酬は求人を依頼している企業が負担することになるので、利用者(転職希望者)の費用負担はないのです。
転職エージェントは無料で転職活動を手厚くサポートしてくれるので、より自分にあった求人を見つけたい方や、転職活動にあまり時間をとれない場合なども転職エージェント型の転職サイトを利用することをおすすめします。
求人数が多い介護士転職サイトを選ぶ
介護士の求人数が多いということは、それだけ選べる幅が広がることになりますので、希望にあった求人を見つけやすくなります。
また、取り扱い求人数が多い転職サイトは、それだけ企業や施設から信頼されていると考えることもできます。
現場との距離が近い転職サイトなら職場の雰囲気や残業時間の目安を教えてもらえる、今回の求人の理由など、企業に直接聞きにくいことを聞いてもらえる場合もあります。
希望エリアの求人が多いこと
求人数を確認するときは、就職を希望するエリアを絞り込んで検索してみて下さい。
一見すると求人数が多い転職サイトでも求人が首都圏に集中していて地方に弱いと、自分が働きたいエリアでの就職活動が難しくなります。
保有資格の求人数を確認しよう
※出展:介護ワーカー
介護業界の転職で有利となる資格をお持ちの場合は、資格を絞り込んで検索できる転職サイトも便利です。
介護士は有資格者と資格がない場合で月給が違っていたり、資格手当がつく場合もあり、給与が変わってきます。
保有資格の求人数が多いと、それだけ自分が希望する給与やポジションによる仕事を探しやすくなります。
必要なサポートを受けられることをチェックする
転職エージェントのいない転職サイトは、基本的に自分で求人を探して応募することができるサービスとなりますので、サポートは受けられないと思っておきましょう。
転職サイトでできることは、自分で求人を検索して応募することです。
登録をしなくても掲載されている全ての求人を検索できることも多いので情報収集に向いていますし、転職を急いでおらずじっくりと自分にあった職場を見つけたいときなどにも向いています。
より自分にあった転職先を見つけたいときには、サポートを受けられる転職エージェント型の転職サイトが向いています。
転職エージェントに登録すると、まずは面談が行われます。
この面談ではあなたのこれまでの職歴・経歴と保有資格などの確認や、転職の理由、希望する転職先、将来の展望などのヒアリングが行われます。
このヒアリング結果から、あなたの条件と希望にマッチした求人を紹介してもらえるので、転職サイトで自分だけで求人を探すよりもより深く自分にあった求人と出会うことができます。
また、キャリアアドバイザーは面接日を設定してくれたり、求人には書かれていない情報を直接企業に問い合わせてくれるなど、内定に向けてこまごまとした調整も行ってくれます。
自分で求人を探す転職サイトを利用する場合は全て自分で行う必要があるので、サポートが欲しい場合は転職エージェントの利用が向いていることになります。
介護士転職向けの転職エージェントには、介護業界に詳しい人や、介護職の資格を保有していて介護業界で働いたことがあるキャリアアドバイザーが在籍していることも多いので、的確なアドバイスをもらうことができますよ。
面談でキャリアアドバイザーの質・相性をチェックしよう
転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーとの面談が行われます。
面談の方法は以前は対面が多かったのですが、近年はZoom、電話などで行う場合もあり、連絡方法もメール、LINEなど、ニーズにあわせたものを選べるようになっています。
この面談では、キャリアアドバイザーの質を確認してみて下さい。
本当に転職希望者のことを考えてくれているキャリアアドバイザーになると、ヒアリングしながらあなたの潜在的な希望を引き出してくれて、違う視点で求人を紹介してもらうこともできます。
しかし、キャリアアドバイザー中には、ひととおり研修を終えたばかりでマニュアル通りの対応しかしてくれない、企業とのつながりが弱く、聞いてもらいたいことを確認してもらえないなどの不満が出てくることもあるかもしれません。
長く勤めることができる求人と出会うためには、あなたとキャリアアドバイザーとの相性が大切です。
面談で話をしてみて「この人にはなんとなく自分のことを話したくない」など、相性がイマイチと感じる場合は、サクっと切り替えて担当者を変えてもらうか、別の介護士転職サイトを利用することをおすすめします。
利用者の口コミも確認しておきましょう
転職エージェントを利用する際は、口コミもチェックしてみて下さい。
実際に利用した人の声はやはり参考になりますし、自分との相性やメリット・デメリットも見えてきますよ。
転職サイトの口コミを実際に確認してみると、「未経験、無資格でも応募できる求人がたくさんあった」「転職アドバイザーがこちらの希望に寄り添った対応をしてくれて支えになった」などの評判が良いものも多いのですが、「希望に合わない求人を提案された」「希望にあう転職先がなかったので応募しなかったら、担当から電話がかかってきて面倒だった」などの悪い口コミもみつかります。
どの転職サイト、転職エージェントにも自分にあうところとイマイチなところはあるものなので、口コミもぜひ参考にしてみて下さい。
介護士転職サイトの利用方法・流れ
「この転職サイトを使ってみたい!」というところが見つかったら、そのあとはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは介護士転職サイトの使い方を解説します。
介護士転職サイトには、自分で直接応募する形の転職サイトと、転職エージェントのサポートを受けながら転職活動を行う転職サイトがあります。
この2つは利用方法と流れが大きく異なりますので、両方の使い方を解説します。
転職サイトの利用方法
自分で求人を見つけて応募する転職サイトの使い方です。
1.求人を探す
就業を希望するエリア、欲しい給与、その他の条件を絞って、求人を探します。
このとき、転職サイトAには載っていない求人が転職サイトBには載っていることもありますので、複数の転職サイトを使って探すことを強くおすすめします。
2.エントリーする
希望する求人が見つかったらエントリーします。
転職サイトによっては企業や施設に直接応募できる場合もあれば、まずは転職サイトに問い合わせて転職サイトから企業に求人について確認する形になる場合もあります。
3.履歴書・職務経歴書の作成
エントリーが完了すると、履歴書・職務経歴書の提出を求められますので作成します。
転職サイトは原則として書類作成のサポートはありませんので、自分で作成して提出することになります。
4.面接
履歴書・職務経歴書を提出して、書類選考に通過したら面接が行われます。
面接日を設定して、指定の日に来所しましょう。
面接では、就業条件や仕事内容を必ず確認して下さい。
内定が出た後では調整しにくいこともありますので、給与や手当、待遇、残業時間など、細かいことでも気になることがあれば聞いておきましょう。
5.内定
内定がでたら承諾(または辞退)の連絡を行います。
入社日については面接でやりとりを行うことになりますので、入社予定日に向けて今の会社を円満退職できるように調整しましょう。
転職エージェントの利用方法
転職エージェントを利用した転職活動では、担当者からのサポートを受けながら自分にあった求人を探すことができます。
1.転職エージェントに登録する
転職エージェントを利用する場合は、まずその転職エージェントサービスに登録をすることになります。
登録しなくても利用できる転職エージェントサイトもありますが、その場合は転職サイトと同じく、自分で直接求人に応募することになりキャリアアドバイザーのサポートを受けることはできません。
2.面談を受ける
面談ではこれまでの職務経歴や保有資格などを必ず確認されますので、まとめておくと良いですよ。
また、転職についての希望、譲れない条件、希望はあるけど優先度は高くない条件なども伝えると、より希望にあった求人を紹介してもらいやすくなります。
この面談は、あなたの希望をしっかり伝えてマッチした求人を見つけてもらうための場でもありますが、あなたが転職エージェントとの相性をチェックする場でもあります。
受け身で過ごすのではなく、積極的に希望を伝えたり質問してみて下さいね。
3.求人の紹介
あなたの希望にあった求人をいくつか紹介してもらえます。
転職エージェントによっては、一般に公開されていない非公開求人をたくさん保有しているところもあります。
非公開求人は一般に公開すると応募が集まりすぎるくらい待遇が良いものだったり、ポジションが約束されているなど、給与が高いものなどもあります。
この非公開求人を含めた数多くの求人からあなたの条件にあったものを紹介してもらえるところも転職エージェントを利用する非常に大きなメリットとなっています。
4.履歴書・職務経歴書の作成
転職エージェントを利用する場合でも、履歴書・職務経歴書はまず自分で作成します。
転職サイトを使った応募の場合は、作った履歴書・職務経歴書を直接企業に提出しますが、転職エージェントの場合は、あなたが作った履歴書・職務経歴書をキャリアアドバイザーに添削してもらうことができます。
誤字、脱字の確認、和暦・西暦をあわせるなどの基本的なことはもちろんですが、応募する企業1社1社にあわせてすりあわせながら作成するので、自分で作って直接提出するよりも書類選考に通過する確率を上げることができます。
5.エントリー
エントリーはあなたが行うのではなく、転職エージェントが行ってくれます。履歴書・職務経歴書に、キャリアアドバイザーの推薦状を添えてエントリーが行われます。
6.書類選考・面接
企業が書類選考を行い、通過したら面接に進むことになります。
面接の前には、キャリアアドバイザーによる面接対策を受けることもできます。
本番で緊張しないように模擬面接を行ってもらえたり、企業から聞かれることを事前に教えてもらうこともできます。
7.内定
内定通知も転職エージェントを通してお知らせがあります。
内定通知書が出るので内容を確認しましょう。条件や入社日など調整したいことがあったら転職エージェントに伝えて下さい。
8.就業スタート
入社後も転職エージェントはアフターフォローを行ってくれます。
たとえば「聞いていた条件と実際の労働環境が異なる」「手当がでない」など、トラブルがあったら転職エージェントに相談しましょう。企業側に確認してもらうことができます。
介護士が転職を成功させるコツ
転職エージェントを使って介護士が転職を成功させるためのコツを解説します。
転職サイトに複数登録する
介護士転職に特化した転職サイトはたくさんありますので、あなたの希望する勤務地・持っている資格などで求人を検索してみて、条件に合う求人が多いところに複数登録して下さい。
複数の転職サイトを使う理由には、キャリアアドバイザーとの相性もあります。
転職エージェントに登録すると、まず専任のキャリアアドバイザーと対面やオンラインで面談を行って、あなたの経歴や希望を伝えることになります。
この情報をもとにして、あなたの希望とマッチする求人を紹介してもらえるのです。
転職エージェントのサポートは求人の紹介にとどまりません。内定をもらえるように履歴書・職務経歴書の添削、面接対策・模擬面接なども行ってもらえます。
この履歴書・職務経歴書の添削・面接対策は応募する企業1社ごとに行いますので、企業にとって魅力的な人物に見えるようにバックアップしてもらえますよ。
あなたと一緒に転職活動を行ってくれるキャリアアドバイザーは専任になりますので、転職エージェント1社につき1人しかついてもらうことができません。
より質の高いキャリアアドバイザーと出会うためにも転職サイトは複数登録すべきなのです。
担当者と相性が合わない場合は速やかに変更する
転職エージェントを使った転職活動は、担当者との相性が非常に重要になりますので、登録したらなるべく早く面接を受けて担当者と顔を合わせて下さい。
担当者が介護業界に詳しくない、希望エリアのニーズに精通していない、企業に確認してほしいことを聞いてもらえない、あなたの希望よりも担当者がおすすめしたい案件ばかりを推してくるなど、相性がイマイチと思ったらすぐに退会して、別の転職サイトに登録しても構いません。
転職はこれからのあなたの人生を大きく左右する選択です。転職サイトに遠慮して機会を逃すことがないようにしましょう。
転職サイトと転職エージェントを使い分ける
転職サイト | 転職エージェント | |
できること | ・希望にあった求人を探す ・応募する ・転職関連の情報を収集できる |
・求人を紹介してもらえる ・非公開求人に応募できる ・履歴書・職務経歴書を添削してもらえる ・面接対策 ・応募時に推薦状を書いてもらえる ・面接の日程交渉をお願いできる ・面倒な交渉をすべてお任せできる |
できないこと | ・キャリアアドバイザーによるサポートはない ・書類の添削はない ・面接対策はない ・非公開求人の紹介はない |
特になし |
転職サイトと転職エージェントは、できることも役割も異なりますので、上手に使い分けるようにしましょう。
転職サイトでできること
・希望にあった求人を探す
・応募する
・転職関連の情報を収集できる
転職サイトは求人情報を掲載しているWebサイトです。
会員登録をしなくても求人を探すことができますし、登録すると公にはなっていない非公開求人から探せる場合もあります。
転職サイトは利用者が直接求人を探すためのサイトなので、希望の条件やエリア、持っている資格などで求人を絞り込んで探せるようになっています。
希望にマッチした求人を見つけやすいのですが、担当者がつくことはないので、企業への条件交渉なども全て自分で行うことになります。
転職エージェントと比較すると全ての工程・手続きを自分で行う必要があるという注意点もありますが、担当者がつかないので気楽、情報収集に使いやすいというメリットもあります。
転職エージェントでできること
転職エージェントは転職のプロにサポートをお願いできることが大きなメリットです。
・求人を紹介してもらえる
・非公開求人に応募できる
・履歴書・職務経歴書を添削してもらえる
・面接対策
・応募時に推薦状を書いてもらえる
・面接の日程交渉をお願いできる
・面倒な交渉をすべてお任せできる
など
転職エージェントと転職サイトの非常に大きな違いは、転職エージェントにはあなたの選任の担当者がつくことです。
企業に直接聞きにくいことを聞いてもらえたり、内定が出るように徹底的にサポートしてくれるので頼もしいですよ。
ハローワークでの求人に落ちてしまった方、現職が忙しくてなかなか動けない方なども転職エージェントの利用をおすすめします。
ハローワークも活用する
ハローワークは公共職業安定所のこと。
仕事を探している方には求人を紹介して、人材を募集している企業には人材確保をサポートしています。
国(厚生労働省)が運営するサービスなので無償で利用することができます。
ハローワークは全国にあるので、就業したい地域の求人数が多いというメリットがあります。
ただ、ハローワークは企業側も無償で利用できるため、求人に資金をかけられない企業の登録も多いです。企業側は有料となる(転職希望者は無料です)転職サイトと比較すると、求人の質が良くないこともあります。
ハローワークは募集をかけやすいサービスということで、たくさんの求人が集まっています。情報収集として、転職サイト・転職エージェントと合わせて利用してみて下さい。
転職サイトは情報収集にも使える
転職サイトも転職エージェントも、今すぐ転職をする予定がなくても利用することができます。
転職サイトで求人をチェックするだけでも、今どのような人材が求められているのかがわかりますし、今自分がもらっている給与と比較することもできます。
登録しておけばあなたにマッチした求人をメールでお知らせしてもらうこともできます。
「まだすぐに転職するつもりはないけど、条件の良い求人があったら転職を考えたい」
「自分の資格で勤められる介護の仕事場を知りたい」
など、情報収集としてもの活用も歓迎しているので、登録してみると良いでしょう。
職場の本当の忙しさ、雰囲気を確認しよう
残念ですが、求人情報に記載されている残業時間と実際の残業時間が全然違う・・・なんてことは転職にあたってざらにあります。
ミスマッチが起こらないように転職エージェントでは、求人情報に記載されていないことや現場の本当の状況を匿名で確認してもらうこともできます。
転職エージェントに質問をしたことで、あなたの転職が不利になるようなことはありません。人間関係や今回募集をする理由なども気になることはなんでも聞いてみましょう。
給与・条件交渉など言いにくいことも転職エージェントに相談を
条件は良いのだけど給与が低い、通いやすさは最高なんだけど、もう少し年収アップしてほしいなど、どうしても譲れないところをそのままにして転職してしまうと、時間が経つにつれて不満が大きくなってくるものです。
せっかく転職エージェントを利用するのであれば、自分が希望する条件は遠慮なく伝えて下さい。
転職エージェントは企業と転職希望者を繋ぐ役割を担っているので、企業側の都合を押し付けてくるようなことはしません。
双方納得の上で入職できるように上手に交渉してもらえるので、あなたの転職を成功させるためにも転職エージェントには遠慮しないようにしましょう。
介護士転職サイトを利用する際の注意点
介護士が転職サイトを利用して転職活動を行うことにはたくさんのメリットがあるのですが、気を付けておきたい注意点もあります。
転職する目的を自分で明確にしておきましょう
なぜ転職しようと思ったのか、その目的はほぼ必ずと言って良いほど転職エージェントの面談でも聞かれることになりますし、履歴書には志望動機という形で記載することになります。
転職の理由が「給料が安いからもっと高いところが良い」などの場合も、転職エージェントには伝えても大丈夫です。
「今の年収が350万円くらいなので、400万円以上が譲れない条件です」という形で伝えれば、条件に合う企業をピックアップしてもらえます。
また、どうしても譲れない条件と妥協できる条件の順位をつけて考えておくと、希望にマッチした求人を紹介してもらいやすくなります。
転職を急いでいるなら早く動くこと
これは当たり前のことですが、なるべく早く新しい職場に移りたい場合は、早く動き始めましょう。
時間的にも体力的にも厳しい環境にある介護士が、今の会社に就業したまま転職活動を行うのは厳しいかもしれませんが、そんなときのために転職エージェントがあります。
転職エージェントなら自分で片っ端から求人を探して応募して、面接日を調整して・・・という手間をかけずに自分にマッチした求人に応募することができます。
手間をかけずにスムーズに転職活動を進めたいなら、まずは転職エージェントへの登録から行ってみましょう。
複数の転職エージェントを利用すること
転職エージェントによって、取り扱っている求人数も異なりますし得意なエリアもあります。また転職エージェントにはキャリアアップ転職は得意だけど未経験には弱いなどの強みと弱みもありますので、複数に登録をすることもポイントになります。
1社だけに登録して、思ったような仕事が見つからず時間だけが過ぎていく・・・という事態にならないようにしましょう。
担当者は変更できます
これはどの転職エージェントを利用する場合でも言えることですが、あなたの担当者となるキャリアアドバイザーとは、最初から相性が抜群に良いとは限りません。
相性が悪いのに無理しながら転職活動を進める必要はありません。
「希望と違う仕事をすすめてくる」「思っていたようなサポートをしてもらえない」「対応が悪い」などキャリアアドバイザーに違和感があって、気持ち良く転職活動ができないようなら、担当者を変更してもらうことができます。
変更希望の場合は電話やメールなどで転職エージェントサービスに相談しましょう。キャリアアドバイザーに直接伝える必要はありませんので安心してください。
転職エージェントサービスそのものに不満がある場合は、退会して他の転職サイト・転職エージェントを利用しましょう。
介護士転職サイトを利用するメリット・デメリット
介護士転職サイトや転職エージェントサービスを使って転職活動を行うメリット・デメリットを確認しておきましょう。
介護士転職サイトを利用するメリット
まずは介護士転職サイトを利用するメリットを解説します。
希望にあった求人を探せる
介護士特化型の転職サイトにはたくさんの介護士求人があります。
施設だけでも、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、医療施設・病院など、働きたいエリアの介護施設から検索することができます。
他にも、介護福祉士、ケアマネなどの保有資格から探すこともできます。
大手総合転職エージェントも求人は多いのですが、より専門的であったり自分にあった求人を探しやすいのは介護士転職サイトです。
自分のペースで転職活動ができる
転職サイトは24時間いつでも閲覧できますし、インターネットで応募することもできます。ハローワークを使った転職活動のように、何度も足を運ぶ必要もありません。
なるべく早く転職したいなら休憩中や終業後などにスマホで求人を探すこともできますし、じっくりと自分にあう仕事を探したいなら、お休みの日に転職エージェントの面談を受けて希望にあう求人を紹介してもらうと良いでしょう。
就業しながら転職活動をしなければいけない忙しい人にこそ、転職サイトが向いています。
非公開求人も紹介してもらえる
これはとても重要なことです。
特に転職エージェントで取り扱っている求人には、一般に公開されている「公開求人」と、一般に公開されていない「非公開求人」があります。
※出展:マイナビエージェント
人材を求めているはずの企業や介護施設がなぜ求人を非公開にするのかというと、その理由はいくつかあります。
応募の殺到を避けるため
大手企業や人気が高い案件を転職サイトに広く掲載してしまうと求人が殺到してしまいます。中には応募資格がない人も応募することもあり、採用担当者の負担が増えてしまうのです。
あえて非公開求人にして転職エージェントを通した応募にすることで、希望条件にあった人材だけが応募できるようになり、選考の負担を減らすことができるのです。
公にしたくない案件のため
株式に関することや、同業他社、ライバル会社に知られたくないプロジェクトを立ち上げるときなどは、求人から他社に知られないように非公開で人材を募集することがあります。
また、会社の今後に関わってくるような役職を採用する場合も非公開求人として募集をかけることがあります。
中には自社の社員に知られたくないために非公開求人として募集することもあります。
非公開求人には魅力があるものも多いのですが、登録しなければ応募することができません。
転職エージェントを利用すれば非公開求人を含む全ての案件から条件にあう仕事を探してもらえるので、これだけでも利用する価値があります。
履歴書・職務経歴書を添削してもらえる
転職エージェントを利用するとキャリアアドバイザーから履歴書・職務経歴書を添削してもらうこともできます。
まずは自分で作成するのですが、応募する企業の採用担当に魅力的に見えるような内容になるようにアドバイスをもらうことができるのです。
応募する企業とのパイプが太い転職エージェントや、介護業界に詳しいキャリアアドバイザーから客観的なアドバイスがもらえるので、採用につながる参考になりますよ。
転職エージェントなら面接の練習(模擬面接)ができる
ちなみに介護士の面接では、施設からはあまり難しいことは聞かれない傾向にあるようです。
ほぼ必ず確認されることとしては、
・前職の退職理由
・志望動機の確認
・入社後にやってみたいことや展望
・残業、夜勤の対応
・入職希望時期
・給与や待遇の確認
などです。
転職エージェントを利用すれば、想定される質問を事前に教えてもらうことができますし、企業の立場に立ってあなたが魅力的な人材に見えるような回答を教えてもらうことができますよ。
介護士の職場の本当のところがわかる
求人に直接応募すると、求人内容に書かれている以外のことはわからないまま応募するパターンがほとんどかと思います。
しかし、転職エージェント型の転職サイトは、担当者が実際に施設に足を運んで、介護の現場を知っていたり、企業や病院のニーズを把握している、職場の人間関係の雰囲気を知っているなど、介護士転職にとても詳しいという強みがあります。
自分では直接聞きにくいことも現場に確認してもらうことができるので、よりマッチ度の深い求人に出会える可能性が高くなるのです。
介護士転職サイトを利用するデメリット
メリットが多い介護士転職サイトですが、理解しておきたいデメリットもありますので、確認しておきましょう。
転職サイトでは転職サポートを受けられない
転職サイトは自分で求人を探して応募することはできますが、キャリアアドバイザーのサポートを受けることはできません。
サポート希望の場合は転職エージェントを利用しましょう。
ただ、「サポートがない方が自分のペースで転職活動を進められるから気楽で良い」という考え方の人もいるでしょう。
必ずしもデメリットではないので、転職サイトと転職エージェントでは仕組みが違うことを理解しておいて、後悔のないようにしましょうね。
転職エージェント・キャリアアドバイザーとペースが合わないことがある
転職エージェントの仕組みとして、転職希望者が内定をもらって就業しないと企業からの報酬がもらえません。
そのため、転職エージェントを利用した人の口コミでは、報酬目的のためか就業を急がされているように感じたという声もあります。
キャリアアドバイザーとの相性が悪いと思うように転職活動が進まないこともあるでしょう。
転職エージェントに違和感があるようでしたら、担当を変えてもらったり、別の転職エージェントを利用するようにしましょう。
介護士転職サイトの利用がオススメな人
介護士転職サイトを利用した転職活動がおすすめなのは次のような方になります。
ひとつでも該当する人は介護士転職サイトを利用すると自分の希望にあった転職活動を進めやすくなります。
・今の職場に不満がある人
・キャリアアップ転職を希望している人
・転職活動を自分のペースで進めたい人
・介護業界に詳しい人に相談しながら転職活動をしたい人
・書類選考に通らない人
・面接に不安がある人
初めて転職する人や誰かに相談しながら転職活動をしたい人、応募書類と面接対策をお願いしたい人は転職エージェントサービスがある転職サイトを利用しましょう。
介護業界に精通したキャリアアドバイザーが二人三脚であなたの転職活動をしっかりサポートしてくれるので心強いですよ。
また、転職エージェント型の転職サイトは、今すぐ転職する予定がない人や相談だけしてみたい人でも利用可能です。
登録したからと言って必ず転職しないといけないわけではないので気軽に利用できます。
転職の目的がはっきりしている人やひとりで転職活動を進めたい人は、転職エージェントサービスがないタイプの転職サイトを利用しましょう。
気になった求人に直接応募できるので、ストレスなく自分のペースで転職活動ができます。
介護士の仕事場・仕事内容
高齢者が増え続けている現代では特養で働く介護士の需要も高くなっていますが、介護士は働く職場によって仕事内容が異なります。
施設ごとの特徴や違い、働くメリットを把握しておきましょう。
特別養護老人ホーム(特養)
特別養護老人ホーム(特養)は要介護3以上の方が入居する介護保険施設です。(特例によって要介護1~2の方も入居できる場合もあります)
特養は在宅での生活が困難な要介護状態の高齢者が入居する施設なので、職員は24時間体制で常駐勤務することになります。
特別養護老人ホーム(特養)の仕事の内容
特別養護老人ホームに入居している方は身体介助を必要とする方が多いので、食事介助、排泄介助、入浴介助、移動介助など生活そのものをサポートすることが介護士の主な業務となります。
また、入居者さんの健康管理、口腔ケア、服薬介助ケア、移動介助、安否確認(見回り)なども重要な仕事になりますし、ご家族への近況報告を行って施設とご家族との信頼関係を築くことも大切な役割です。
特別養護老人ホーム(特養)で働くメリットは?
特養は介護度が高い入居者さんが多く生活していますので、業務内容としては身体介護が多くなるため、働きながら自然と介護の高いスキルを身につけることができます。
特養は社会福祉法人や地方公共団体などが運営しているので、経営が非常に安定しています。施設が突然閉鎖になって職を失うなどの心配がまずありませんので、職場環境として安心できるというメリットもあります。
次回転職することになった場合には、介護のスペシャリストとして求人案件を選びやすくなるでしょう。
有料老人ホーム
有料老人ホームは、高齢者が心身ともに健康で安定した生活ができることを目的として、食事、介護、家事、健康管理のいずれか1つ以上のサービスを提供している住まいのことです。
「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」の3つの種類があります。
・介護付き有料老人ホームとは?
介護を必要とする高齢者が生活支援を受けながら生活する施設です。「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設だけが「介護付き」を表記できるようになっています。
・住宅型有料老人ホーム
生活支援サービスがついている高齢者施設です。食事、清掃、洗濯などのサービスはありますが、介護サービスの提供はありません。
・健康型有料老人ホーム
家事サポート、食事のサポートはありますが、自分の身の回りのことを自分でこなせる高齢者が入居する施設です。健康な状態を維持する目的で、運動施設などがついていることもあります。
有料老人ホームの仕事の内容
有料老人ホームでは、主に食事、洗濯、清掃、入浴、排泄などの生活援助を行うことになります。
元気な高齢者から介護が必要な高齢者まで様々な入居者さんがいますので、働く施設によって求められる業務内容は異なると思っておきましょう。
有料老人ホームで働くメリットは?
有料老人ホームは資格取得支援などの職員の福利厚生が充実しているケースが多いようです。働きながらスキルアップしたい人に向いているでしょう。
また、質の高い介護やサービスを提供しているので、入居者の数に対して十分に対応できる介護士を配置しているところも多いです。精神心的にも高齢者に寄り添った介護を提供しやすくなっています。
サービス重視の有料老人ホームでの勤務では、介護のみならずサービスとしての接遇スキルも求められます。入居者さんと自然と丁寧に接することができるようになるというメリットもあります。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)(サ付き)
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)(サ付き)は、自分の家のように自由に暮らしながら介護士による必要な支援を受けられる住宅です。
自立した生活を過ごすことは可能だけど、一人暮らしには不安がある介護度が低い高齢者が主に入居しています。
サ高住には「一般型」「介護型」の2つのタイプがあります。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)(サ付き)の仕事の内容
サ高住として必須となっているサービスは状況把握と生活相談のみとなりますので、介護士の仕事は安否確認、緊急時の医療機関への連絡、生活相談等となっています。
ただ、ほとんどのサ高住がオプション・有料で食事を提供していたり、洗濯や買い物などの援助を行うので、働く施設によっては生活援助も業務となります。
・一般型サ高住の仕事内容
一般形では、入居者さんは通常の家のように自由に生活しています。
自立可能な高齢者、介護度が低い高齢者の入居が想定されていますので、身体介護、生活援助はありません。また、夜勤帯に人員を配置する義務もないので、夜間は職員を置かず、緊急通報で対応するサ高住もあります。
安否確認や生活相談が主な業務となり、通院や買い物に付き添うこともあります。
・介護型サ高住の仕事内容
介護型サ高住は「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設なので、介護職員、看護職員、ケアマネジャーなどが配置されます。
介護度が高い入居者もいるので、仕事内容は有料老人ホームと同等となります。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)(サ付き)で働くメリットは?
サ高住に入居している高齢者は自立している方や要介護度が低い方が多いので、特養などと比較すると身体介護の機会は少なくなります。その分、精神的にも肉体的にも負担は少ないでしょう。
また、サ高住は入居者にとって「我が家」になります。生活そのものに寄り添うようなサービスを提供することになるので、高齢者とのコミュニケーションがとりやすく丁寧に接することができます。丁寧な言葉遣いや接客のようなスキルを求められることもありますが、これらのスキルを磨きやすくなります。
さらにこれも非常に大きなメリットになるのですが、サ高住は身体介護を行う機会が少ないので、無資格の方、未経験の方でも応募することができます。サ高住で働きながら資格取得を目指すこともできますので、これからキャリアを構築したい方にも向いているでしょう。
デイサービス(通所介護)
デイサービス(通所介護)は、要介護認定を受けている方が通う施設です。
要介護状態となっても自宅に住んで、できるだけ自立した生活を過ごせるように、身体機能の維持向上、食事の提供、入浴などの日常に必要な世話を行います。
また、利用者さんの社会的な孤立の解消、家族にとっては介護による心身の負担軽減にもつながっています。
デイサービス(通所介護)の仕事の内容
デイサービスの利用者は要支援1〜2または要介護1〜5に認定されている人となっていて、基本的に夜勤はありません。
介護士の仕事は身体介護、送迎、レクリエーションの企画・実施などになります。
また、細かいことではありますが、その日に来所する利用者ひとりひとりに合わせて、ベッドを用意する、テーブルセッティングを行うことも介護士の重要な役割です。
デイサービス(通所介護)で働くメリットは?
デイサービスでは要介護度が低い利用者も多いため、無資格、未経験でも可の人材を募集している施設もたくさんあります。
働く時間帯はシフト制にはなりますが、夜勤がなく残業も短めで、ある程度規則的な勤務も可能です。
また、自立可能な利用者さんも多いので、介護士の体力的な負担も少ないでしょう。
グループホーム
グループホームは認知症の方が共同生活を過ごすための施設で、要支援2以上または要介護1~5までの認定を受けている認知症の方が入居の対象となっています。
グループホームはユニットと呼ばれる居室とキッチンや食堂がある施設が基本で、1ユニットに5~9人を定員として、原則3ユニットまでで構成されています。
グループホームの仕事の内容
グループホームは入居者さんの生活の場になりますので、介護士の主な仕事は生活援助、身体介護、健康管理などの生活全般のサポートになります。
掃除、洗濯、調理、買い物などの日常生活は入居者さん自身が行うので、介護士はそのサポートを行います。
身体介護では必要に応じた食事介助、入浴介助、排泄介助、服薬介助などを行うのですが、できることはひとつでも入居者さんご自身にやってもらうことも仕事のひとつです。
スピード感を持って全てを介護士が行うというよりも、時間がかかってでも入居者さんができることはご自身でやってもらう姿勢で丁寧に業務に取り組むことになります。
認知症の進行緩和のためにリハビリ、レクリエーションを行う、外出支援、見守りなどの健康管理もグループホームで働く介護士の役割です。
グループホームで働くメリットは?
グループホームでの勤務には必要な資格がありません。入居は認知症診断を受けた方となっているので、無資格・未経験でも仕事をしながら認知症ケアを実践することができますし、スペシャリストを目指せます。
日々の業務に慣れてきたら、ぜひ認知症介護に関する資格取得を目指しましょう。
グループホームには1ユニットにつき5~9人程度の入居者さんが生活しています。
介護職員は入居者さん3人につき1人以上という割合になっているので、入居者さんが9人なら介護士は3人以上いることになります。
人員も多いので気持ちにも余裕ができて、入居者さんに寄り添いながら業務を行うことができるでしょう。
また、グループホームの入居者さんは共同生活ができることを前提としているので、身体介護をする機会も他の介護施設よりは少なくなっています。
安全に配慮しながら、できないことをサポートするのが役割となるので、体力的な負担も少ないです。
訪問介護
訪問介護は介護士が利用者さんの自宅を訪問して行う介護サービスです。
訪問介護の仕事の内容
まず訪問介護で気になるのは、どこまでが仕事の範囲?ということではないでしょうか。
訪問介護では介護保険で定められたサービスを行いますので、身体介護、生活援助、その他の生活支援(爪切りや耳掃除など)が業務となります。
生活援助であれば調理、掃除、洗濯、移動介助、買い物です。
利用者さん本人以外への支援はありませんので、たとえば食事の調理であれば、利用者さんのための朝・昼・夕食の調理を行います。家族の分や誕生日、おせち料理などの特別な調理は不可となります。
訪問介護での業務はケアマネジャーが作成するケアプランにしたがって行われます。
業務外のことはなるべくやらない方が良いとされていますが、現場で判断をつけられない場合はケアマネジャーに相談しましょう。
訪問介護で働くメリットは?
訪問介護は短時間の勤務が可能で夜勤もありません。
事業所にもよりますが、訪問介護は基本的に平日日中のお仕事になります。子供が学校に行っている間だけ勤務する短時間勤務もできますし、派遣ヘルパーとして自分のペースで働くこともできます。ダブルワーク・副業として訪問介護を選ぶ介護士さんもいます。
また訪問介護は基本的に利用者さんと1対1のお仕事になります。他のスタッフさんとの連携が少ないので、人間関係の悩みが少ないというメリットもあります。
介護士転職に役立つ資格
介護資格には様々な資格があります。
ここでは介護資格の内容や受験内容などをわかりやすく解説します。
介護資格 | 受験資格 |
介護職員初任者研修 | なし |
介護福祉士実務者研修(サービス提供責任者) | なし |
介護福祉士 | ・実務経験3年以上 ・実務者研修の修了 |
認定介護福祉士 | 介護福祉士を取得して、5年以上の実務研修 |
ケアマネジャー(介護支援専門員) | 介護福祉士などの国家資格を取得して、5年以上の実務経験 |
医療介護福祉士 | ・介護福祉士の実務経験1年以上 ・認定講座受講後、試験に合格すること |
認知症介護基礎研修 | 介護施設に勤務 |
認知症介護実践者研修 | 介護施設に2年以上勤務 |
認知症介護実践リーダー研修 | ・認知症介護実践者研修を修了して1年以上経過していること ・現在ケアチームのリーダーまたはリーダー候補で介護現場経験が5年以上など |
認知症ケア専門士 | 認知症ケアの実務経験が3年以上 |
社会福祉士 | 学歴等で異なります |
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護の基礎知識と基礎的なスキルを証明する資格です。
介護士の仕事は無資格・未経験でも就くことができますが、介護職員初任者研修は最短1か月程度でも取得できますので、未経験から挑戦する人が最初に目指したい資格です。
介護職員初任者研修の資格取得には130時間の研修(講義・演習)と、修了試験に合格する必要があります。
研修の内容は座学と実技の両方で介護の仕事が初めての方でもわかりやすいものになっていますので、学びながら基礎的な実務の知識も身に着けられます。
働きながら介護職員初任者研修を取得する場合は、民間で行っている介護スクールで取得する方法が一般的です。
職場によっては資格取得のサポートを行っている場合もありますので、求人内容で確認してみると良いでしょう。
介護福祉士実務者研修(サービス提供責任者)
介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位資格で、安定した質の高い介護サービスの提供を目標とした学びを行います。
全くの無資格の状態から介護福祉士実務者研修を目指す場合は、450時間の講習と医療的なケアの演習を受ける必要がありますので約6か月程度の期間がかかりますが、働きながら取得を目指す方もたくさんいらっしゃいます。
介護福祉士実務者研修の受講・修了は、国家資格となる介護福祉士の受験資格にも指定されていますので、将来的に介護福祉士を受験したい方は早めの受講を検討すると良いでしょう。
介護福祉士を受験するには3年以上の実務経験が必要なので、介護士として実務経験を積みながら介護福祉士実務者研修の取得を目指す方が多くなっています。
介護福祉士実務者研修を受けるための条件は特に設けられていませんが、スクールによっては介護職員初任者研修が修了していないと受講できないこともあります。
【介護福祉士初任者研修と介護福祉士実務者研修の主な違い】
介護福祉士初任者研修 | 介護福祉士実務者研修 | |
科目数 | 9科目 | 20科目 |
受講時間 | 130時間 | 450時間 |
介護福祉士試験を受けられる? | 受けられません | 受講・研修修了後に受けられます |
試験はある? | あり | 試験は義務化されていませんが、スクールによっては実施があります |
サービス提供責任者として働ける? | 実務経験3年以上あれば働けます | 働けます |
なお、介護福祉士の受験申し込みは毎年8月~9上旬になるのですが、この申込の際に介護福祉士実務者研修修了書(終了見込書でも可能)を提出する必要があります。
介護福祉士受験のために介護福祉士実務者研修を受ける場合は、開始期間に留意しましょう。
介護福祉士
介護福祉士は介護資格で唯一の国家資格です。
介護士として現場で働く方にとっては最上位となる資格になりますので、未経験・無資格から介護士になって資格取得を目指すなら、
↓
介護福祉士実務者研修
↓
介護福祉士
の順にスキルアップしていくのが一般的です。
介護福祉士資格を受験するには、「実務者研修の修了」「3年以上の実務経験」が必須となっていますので、社会人から介護士になって介護福祉士を取得するなら最短3年以上かかることになります。
試験は年に1度になりますが合格率は決して低くはありませんし、年々上がってきています。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
第36回(2024年) | 74,595人 | 61,747人 | 82.8% |
第35回(2023年) | 79,151人 | 66,711人 | 84.3% |
第34回(2022年) | 83,082人 | 60,099人 | 72.3% |
第33回(2021年) | 84,483人 | 59,975人 | 71.0% |
第32回(2020年) | 84,032人 | 58,745人 | 69.9% |
第31回(2019年) | 94,610人 | 69,736人 | 73.7% |
第30回(2018年) | 92,654人 | 65,574人 | 70.8% |
出展:厚生労働省 介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移(PDF)
介護福祉士は受講が不要なのですが、年に1回の試験に向けて働きながら自分でスケジューリングするのが難しい方もいらっしゃるでしょう。
その場合はスクール開催の受験対策講座もありますので、検討してみて下さい。
認定介護福祉士
認定介護福祉士は国家資格の上位資格として2015年に制度化されました。
介護士系資格としては最上級となりますが、介護福祉士が国家資格であることに対して、認定介護福祉士は「一般社団法人 認定介護福祉士認証・認定機構」による民間資格となっています。
取得資格としては介護福祉士を取得して5年以上の実務研修が必要となり、約600時間の研修を修了する必要がありますが、国家試験はありません。
研修はI類、Ⅱ類に分かれていて、I類では医療・リハビリ・認知症・社会的支援などの知識を学びます。
Ⅱ類はI類での学びの応用です。指導力を獲得し、人材育成、チームのマネジメント、経営などにも関わることを学びます。
認定介護福祉士はどちらかというと現場で活躍する介護士のための資格というよりも、リーダー教育、チームをまとめる役割を学ぶような内容となっています。
ケアマネジャー(介護支援専門員)
ケアマネの通称で知られている資格です。
ケアマネは国家資格ではなく都道府県が管轄している公的資格になります。資格取得には都道府県で年に1回実施される試験に合格する必要がありますので、詳細は都道府県の情報を調べてみて下さい。
たとえば東京都の場合、2024年の試験申し込みは6月3日(月)~6月30日(日)となっており、試験は10月13日に実施されます。
試験会場は東京都内の大学などになっていて、詳細は受験票に記載されています(自身で選ぶことはできません)
※参考:公益財団法人 東京都福祉保健財団「東京都介護支援専門員(ケアマネジャー)」
ケアマネを受験するには、介護福祉士、社会福祉士、医師、看護師などの国家資格に基づく仕事、または生活相談員、支援相談員などの主に相談業務で5年以上(900日以上)の実務経験が必要になります。
試験は、介護支援分野と保健医療福祉サービス分野の2分野からそれぞれ25問ずつされます。
なお、グループホームでは、計画作成責任者のうち最低1人がケアマネジャーの有資格者でないといけませんので有資格者は転職活動が非常に有利となるでしょう。
医療介護福祉士(講座開催終了)
※医療介護福祉士は講座の開催が終了しているため、新たに取得することはできません。参考までにご覧下さい。
医療介護福祉士は一般社団法人日本慢性期医療協会が認定する民間資格になります。医療に関わる介護の知識が向上できる資格となっていて、介護福祉士の取得後のスキルアップとして取得を目指す方が多いようです。
資格取得には、介護福祉士として1年以上の実務経験を積むことと、認定講座受講後に試験に合格する必要があります。認定講座は、講義が16単位と実習が8単位です。
なお、医療介護福祉士は医療行為が含まれない緊急対応、事故を未然に防ぐことが主な目的となっていて、医療行為ができるようになる資格ではないことに注意しましょう。
認知症介護基礎研修
認知症介護基礎研修は、認知症の方を支援するために必要となる知識と技術を身につけるための研修です。
介護サービス事業者で介護に直接携わる職員で、医療・福祉関係の資格を保有していない方については2024年4月からは受講が義務付けられている研修となります。
無資格・未経験で介護士として働く場合は受講が必須になるということですね。
研修の内容は、厚生労働省のカリキュラムに基づいて学ぶことになります。
研修に参加して学ぶこともできますが、通信形式で学ぶこともできます。
たとえば東京都はeラーニングで受講することができます。(受講料3,000円)
※参考:東京都福祉局「認知症介護基礎研修eラーニングについて」
日本は超高齢者社会に入っており、2025年には高齢者の5.4人の1人が認知症患者になるとされています。
この予測を受けて、2021年4月から認知症介護基礎研修の受講が義務化されました。
2024年3月までは経過措置期間だったのですが、これ以降は義務化されることになったのです。
認知症介護基礎研修の受講が必要となる対象者は、主に認知症ケアに関わる介護士や医療福祉関連の資格を取得していない介護士になります。
なお、以下の資格を取得している方は研修は免除となります。
・実務者研修修了者
・介護職員初任者研修修了者
・生活援助従事者研修修了者
・介護職員基礎研修課程修了者
・生活援助従事者研修修了者
・訪問介護員養成研修一級課程・二級課程修了者
・介護福祉士資格取得者
・介護支援専門員取得者
・その他の要件を満たす人(福祉系高校で、認知症に関する科目を受講した人など)
「認知症介護基礎研修を修了していないと介護の現場で働けなくなる」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
受講は義務ですので、これから介護職として働く人は受講する必要があります。
ただし新規・中途採用者は採用後1年間は受講猶予がありますので、この期間に受講すれば大丈夫です。
なお、認知症介護基礎研修は半日~1日で修了できる基礎的な内容となっています。
認知症介護実践者研修
認知症介護実践者研修は、ご家族が認知症の方などが日常生活を過ごせるようなケアを行ったり、認知症介護の専門職養成を目的としている研修です。
特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護施設など働く介護士が受講するケースが多いですが、認知症介護に関する基礎を普及する目的もありますので、受講に必要な資格や要件はありません。初心者でも学べる研修内容になっています。
認知症介護実践リーダー研修
認知症介護のリーダーを養成する研修で、認知症介護実践者研修を修了して1年以上経過している介護士、現在ケアチームのリーダーまたはリーダー候補で、介護現場で5年以上の経験がある介護士などを対象にした研修です。
介護の現場で認知症への理解を正しく広めるための育成と指導方法などを学びます。
認知症ケア専門士
認知症ケア専門士は、一般社団法人日本認知症ケア学会が2005年に制定した資格です。
認知症ケアに関する知識、技術、倫理等を備える専門的知識を持った専門士の養成、認知症ケアの技術向上などを目的としています。
介護施設、グループホーム、有料老人ホームなどの認知症の現場で認知症ケアに直接かかわる介護士、医師、看護師などが資格を取得しています。
社会福祉士
社会福祉士は、身体・精神に障害があり日常生活を送ることができない利用者さんなどの相談援助を行うための国家資格になります。
社会福祉士は国家資格となり、合格率は30%程度と言われています。
介護福祉士の合格率が82.8%(2024年)と比較すると、難易度の高さがわかりますね。
受験資格を得る道のりも長くなり、学歴や実務経験に応じて12パターンの取得ルートがあるので、申込ページで確認してみて下さい。
※参考:公益社団法人福祉振興・試験センター「社会福祉士国家試験」
お住まいの地域の研修受講もおすすめ
地域で介護や健康維持に関する講習、講座を積極的に行っている場合もあります。
たとえば福井県では、県内全17市町でフレイル予防事業に取り組んでいて、フレイルサポーター養成研修を開催しています。
※参考:福井県 フレイルサポーターになろう!(フレイルサポーターとは?)○
こういった地域の研修には様々な年代、職業の方が集まっていて、地域の健康づくり向上に高い意識を持って活動されています。
また、包括支援センター、医療関係者、介護業界の関係者が講師として招かれたり、学びを得るために自主的に研修に参加していることもあります。
学んだことは介護施設のレクリエーション、健康体操、口腔ケアなどに活かすことができます。
資格とは異なりますが、興味を持って参加することで自分の幅を広げることができるでしょう。
介護士と介護福祉士の違いとは?
介護の仕事をこれから目指す方の中には、介護士と介護福祉士ってどう違うの?と気になる方もいらっしゃるかと思います。
介護士と介護福祉士の違い
まず、介護士は介護業務に従事する人の総称になります。
資格の有無は関係なく、まだ資格をとっていない人も介護福祉士取得者も、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を持っている方も、みんな介護士になります。
介護福祉士は国家資格で、介護業界で唯一の国家資格となっています。
1987年に制定された「社会福祉士及び介護福祉士法」によって作られた資格で、この資格を持って介護業界で働く人を介護福祉士と呼んでいます。
【介護福祉士の資格】
第三十九条 介護福祉士試験に合格した者は、介護福祉士となる資格を有する。
【介護福祉士の概要について】
介護福祉士は、社会福祉士及び介護福祉士法(昭和62年法律第30号)に基づく名称独占の国家資格であり、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき入浴、排せつ、食事その他の介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。
介護福祉士の資格を取得する方法
介護士転職に資格は不要ですが、介護福祉士になるなら資格取得が必要になります。
介護業界に入ったばかりだと「とても自分には無理!」と感じる方もいらっしゃるのですが、資格があればキャリアアップになり、仕事の幅が広がる、給料も上がる、転職も有利になるなどのたくさんのメリットがあります。
介護福祉士資格は更新も不要ですし、頑張って1度取得すれば全国で通用する一生ものの資格になります。
介護福祉士資格を取得する方法として、現在は4つのルートがあります。
いずれかのルートで受験資格を得て、年に1回行われる国家試験に合格すると資格を取得することができます。
2.養成施設ルート
3.実務経験ルート
4.EPAルート
1.福祉系高校ルート
福祉系の学科がある高校で規定の科目を学び、単位取得のうえ卒業すると介護福祉士資格を受験できます。※特例高校の場合は実務経験が9か月以上必要になります。
2.養成施設ルート
指定されている養成施設を卒業すると介護福祉士資格を受験できます。養成施設で学ぶ期間は2年以上(1,850時間程度)となっています。
3.実務経験ルート
実務経験が3年以上あり、「実務者研修」を修了すると受験資格を得ることができます。
もしくは実務経験が3年以上あり、「護職員基礎研修」と「喀痰吸引等研修」の両方を修了していると「実務者研修」の修了不要で受験資格を得られます。
4.EPAルート
EPA介護福祉士候補者の方は実務経験3年以上で、介護福祉士受験資格を得ることができます。
▼EPA介護福祉士候補者について
公益社団法人国際厚生事業団が紹介した受入機関と締結した雇用契約に明示された受入施設において、研修責任者の監督の下で日本の介護福祉士資格を取得することを目的とした研修を受けながら就労するインドネシア人、フィリピン人及びベトナム人をいいます。
社会人は「実務経験ルート」の受験が多い
介護福祉士国家試験を受験する方の多くは実務経験ルートから資格取得を目指す方が多くなっています。
実務経験ルートで介護福祉士資格取得を目指す場合、必要な期間は「最短3年」になります。
知識とスキルが必要な国家資格になるので長い時間がかかるように感じるかもしれませんが、合格率は低くはありませんし年齢制限がない資格なので、いつでもキャリアアップを目指すことができます。
介護福祉士の仕事内容
介護福祉士の仕事の内容は、介護のスペシャリストとして介護の必要がある方の心身に応じた介護サービスを提供することにあります。
・身体介護
・生活援助
・相談、助言
・社会活動支援
・チームマネジメント
身体介護
日常生活を行うことが難しい方の身体介護を行います。
食事、排泄、入浴、更衣、移動介助、体位変換など、利用者の身体に直接触れる生活に必要不可欠な介助を生活環境や能力などにあわせて行います。
生活援助
介護が必要な方の観点から、日常生活を送るために必要な介護サービスを状況に合わせて行います。利用者の生活を援助する身体に直接触れることがない介助サービスの位置づけです。
具体的には、利用者が自分で行うことが難しい食事作り、買い物、掃除、洗濯、薬を受け取るなどがあります。
相談、助言
介護福祉士の専門的な立場から、利用者、介護を行っている家族などの相談にのったり助言を行います。
有資格者として、介護保険や要介護認定の相談や、介護サービス全般について、福祉用具の相談、今後の介護方針など、介護サービスの窓口としての適切な助言が求められます。
社会活動支援
社会活動支援は、介護が必要な方が孤立しないように就労支援、社会参加への支援などで社会の一員として安定した生活ができるようなサポートを行います。
要介護者とその家族や近隣の方が良好な関係を築けるようにサポートすることもあります。
チームマネジメント
介護福祉士は介護業界唯一の国家資格になりますので、介護職におけるチームリーダーとしての役割を与えられることも多いです。
勤務する施設でスタッフを指導・育成する、業務管理、マネジメント、チーム全体のケアなど、より良い施設、みんなが働きやすい環境となるようなサービス向上、サービスの提供に期待されています。
介護福祉士の年収はいくらくらい?
介護福祉士資格取得者と無資格の方を比べると年収の差は歴然です。
令和4年度の厚生労働省の調査によりますと、介護福祉士の資格取得者の平均給与額は331,080円、資格がない方は268,680円となっていて、介護福祉士の方が1か月の給与が約62,000円も多いんです。(※)
年収にすると、
・介護福祉士:3,972,960円
・保有資格なし:3,224,160円
ですね。(※)
(※)平均給与額について:基本給(月額)+手当+一時金(1~12月支給金額の1/12)の合計になります。
(※)平均給与額×12月で計算しています。
<参考>:厚生労働省 令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果
介護業界で専門の知識・技術を持つ有資格者として、将来のことをも考えつつ年収アップも目指すなら、介護福祉士資格の取得を目指すのは確実な方法と言えそうです。
転職を後悔したくない!介護士が働きやすい求人の選び方
本当に譲れない希望があるのに妥協して転職してしまうと、「自分にはもっと合う職場があるはず・・・」と、転職を繰り返すリスクもあります。
介護士が本当に後悔することがない転職をするためのポイントを解説します。
介護士特化型の転職エージェントを利用すること
大手総合転職エージェントではあらゆる職業を網羅していると言っても良いくらい幅広い求人を取り扱っているのですが、介護業界の転職には介護士転職に特化した転職エージェントを利用することを強くおすすめします。
介護士転職エージェントは、常に施設や病院とコミュニケーションをとるようにしていて、信頼関係があります。求人情報にはなかなか記載できないような内情や、今回の募集の理由なども把握していることもあります。
一般の転職サイトよりも介護士転職エージェントの方がまちがいなく介護士の転職に詳しいのです。
介護業界からの転職の人だけでなく、無資格・未経験の方、ブランクから介護士に職場復帰したい方などにも介護士転職エージェントで自分の悩みを相談してみることをおすすめします。
希望する給与に近いこと
転職において、希望金額以上の給与をもらえることは大事なことです。
介護士転職エージェントに相談して「年収400万円以上の求人だけでお願いします」と伝えておくと、400万円を大きく下回る求人を避けて紹介してもらうことができますよ。
また、求人サイトで見つけた求人に自分で応募する場合は、面接でも給与、賞与、手当、インセンティブなど、お金のこともきちんと確認しましょう。
「面接でお金のことは聞きにくい・・・」という方もいらっしゃるかもしれませんが、求人内容と相違がないことを確認しておくことは後悔しないためにも重要なことです。
就業時間が適切であること
求人に書いてある就労時間と実際の就労時間に大きな差がありすぎてハードすぎると、またすぐに転職を考えたくなってしまうかもしれません。
施設が極端に人手不足だと、遅番と早番が重なるようなシフトを組まれてしまうことも考えられます。
現場の実際の様子は面接で確認することもできますが、応募前に知っておきたい方や自分では聞きにくい場合は、転職エージェントサービスを利用しましょう。
キャリアアドバイザーに相談すれば、応募前にある程度確認してもらうことができます。
なお、内部事情に明るくない転職エージェントや、聞いて欲しいことをきいてくれず「とりあえず応募してみて、合わなかったら辞退すれば大丈夫です」などと無理に応募を進めてくる転職エージェントは質が高いとは言えませんので、別の転職エージェントを利用することをおすすめします。
夜勤の有無をチェックすること
夜勤の有無も介護士転職で必ず確認しておきたい項目です。
一般的には夜勤は避けたいと考える方も多いでしょう。
経験が少ない介護士さんは不安も大きいでしょうし、休みがとりにくいというデメリットもあります。
夜勤にはメリットもある
人が寝静まる夜に働くのは精神的な辛さもあるのですが、介護士の夜勤にはメリットもあります。
夜勤明けの翌日は休みになることも多いです。特に16時間勤務の夜勤明けは必ず休みになるので、自分のお休みと組み合わせることで連休も取りやすくなります。
また、労働基準法第37条では、休日・深夜の手当について次のように定められています。
使用者が、第三十三条又は前条第一項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。
引用: e-Gov 労働基準法
金額としては3,000円~10,000円程度が支給されることになるので、夜勤が増えるほど給与も増えることになります。ダブルワークとして夜勤のみの勤務を選択している介護士さんもいらっしゃいます。
16時間夜勤は勤務時間が長いためキツいと感じる方も確かにいらっしゃるのですが、8時間夜勤だと翌日が休みになるとは限らないので、1度に2日分働くことになる16時間夜勤の方が気分的にあっているという介護士さんも少なからずいらっしゃいます。
夜勤不足は介護施設の課題でもありますので、介護士転職では夜勤もできる介護士を求めている傾向にあります。できれば夜勤OKの方が幅広い求人から探すことができます。
教育にも力を入れていること
介護士の仕事は未経験・無資格でも挑戦することができます。
そういう意味では仕事を始めるうえでのハードルは低いですし、日々の仕事をこなすうちにある程度のスキルは身に付くでしょう。
自分が向上心を持って積極的に入居者さんや他の職員とコミュニケーションをとる姿勢はもちろん必要ですが、介護士の教育に力を入れている現場で仕事をすれば、知識も深まり多角的に物事を見る視野を持つことができます。
OJTとして十分な時間をとってもらえる、介護士資格取得の費用面でのサポートがある、通学が必要な場合に通勤扱いにしてもらえる、専門性のある仕事ができるなど介護士のスキルアップのことも丁寧に考えている職場であればあるほど長く働きやすいでしょう。
職場の雰囲気・人間関係は転職エージェントに確認を
仕事面や給料は良くても、面接で聞いていた内容と職場の雰囲気が違っていたり、明らかに人間関係が悪そう・・・となってしまうと働きにくくなるものです。
特に介護士という仕事は職員同士のコミュニケーションがとれていないとトラブルや事故につながる可能性もあるので、思ったことを言いやすい風通しの良さは重要です。
現場の雰囲気や人間関係についても転職エージェントに確認しておくことをおすすめします。
ライフスタイル全体を考えること
雇用条件や福利厚生もしっかり確認しておきましょう。
給与面では満足してるけど仕事がハードすぎて疲れ果てて休みの日は寝てばかり・・・という状況では、仕事とプライベートを両立させることはできません。
転職することによってどんなライフスタイルを実現したいのか、自分の将来も含めて長く働きたい職場を検討してみて下さい。
自分がいきいきと働いている姿を想像できること
介護士の職場には特養、有料老人ホーム、サ高住、デイサービス、グループホーム、訪問介護などがありますが、仕事内容はそれぞれ違いますし求められるニーズが異なります。
自分がやってみたいことと求人内容が近いことや、仕事内容そのものがあなたが興味を持てることなのかなどを丁寧に確認しましょう。
自分の内面にしっかり注目して働いている様子を想像してみて、やりがいを感じるか、いきいきと働けるかどうかを考えてみると良いでしょう。
介護士の転職・退職理由のリアル。志望動機の書き方
転職活動を行うにあたって、多くの方が悩むのが履歴書の志望動機の書き方です。
志望動機は履歴書に必ず記載する項目ですし、面接で直接聞かれることも多いのですが、転職する理由をぶっちゃけると給与アップが目的というケースも多いでしょう。
介護士はチームワークも必要ですし人間関係でのお悩みもあるかもしれませんね。
転職理由でウソはいけませんが、自分の強みや人間性が伝わるような志望動機に変換して書くと良いでしょう。
志望動機を考えるときは最初から履歴書に書くための文章にせずに箇条書きで洗いだすと考えがまとまりやすいですよ。
志望動機をまとめるポイントを4つご紹介します。
志望動機のポイント1:ポジティブなことを書くように心がける
転職を希望するきっかけは必ずしもポジティブなものとは限りません。給料に不満がある、待遇に不満がある、人間関係がイヤでたまらないのに休みが少ないなど、考え出したら止まらないくらいネガティブなこともあるでしょう。
しかし、こういったことはどの業種でも同じなので、あえて志望動機に書く必要はありません。
今の職場への不満がある場合も、希望する企業に対するポジティブな内容に変換して書くようにしましょう。
実際の悩み(退職理由) | 志望動機に書くためのポジティブ変換 |
人間関係に悩みがある | 以前の職場では現場の忙しさからコミュニケーションが不足しているところがあり、業務にも影響していたのではないかと感じています。貴社ではチームワークを大事にして信頼関係を築きたいと考えています。 |
給料に不満がある | 貴社のチャレンジ精神を大切にする社風は自分の性格にも合っており、モチベーション高く就業できると考えております。入社後は先輩職員と意見を出し合いながら利用者様に喜んでいただけるような環境作りに貢献し、〇〇資格を取得するなど、積極的に仕事に取り組んでいきます。 |
残業が多すぎて疲労困憊 | 自分自身が心身ともにゆとりを持つことで、利用者様にもより丁寧に接することができると考えました。 |
待遇全体に不満がある | 貴社は公平な評価制度が整っており、高い意識を持って利用者様に貢献できると考えました。 |
ブランクがある | 出産・育児(本当のブランク理由)のために、一時的に介護業界を離れておりました。自分のこれからを考えて、高い志を持って従事していた介護職に復帰して可能な限り続けていきたいとまた強く思うようになりました。 |
志望動機のポイント2:人間性と長所を具体的にアピールする
施設の利用者とも職員ともコミュニケーションが必要な介護職では、資格・スキル・経験もチェックされますが、どちらかというと人間性を見られることが多い職業です。
利用者さんの体と心のケアもお仕事のひとつなので、コミュケーション能力や基本的な人間性の思いやりがあることなどが大切になってきます。
これまでの職場で人間性をアピールできるようなエピソードがあれば、ぜひ履歴書にも書きましょう。
また、長所を書くときには具体性を持たせましょう。
たとえば自分の長所として人と接することが得意だとしても、介護職では長所というよりも必須のスキルと考えている面接担当者もいます。
「人と接することが得意です」「人と接することが好きです」と書かれていても、これだけではアピールが弱いのです。
どのように得意なのか、なぜ得意と思うのか具体的なエピソード、介護の仕事においてコミュニケーションで気をつけていることなどは具体的に書くべきです。
志望動機のポイント3:未経験から介護職に転職する
介護経験はないけど、仕事をしながら資格をとって初めて介護業界にチャレンジする方も多いものです。
介護職は常に人材を募集している業種なので、働きながら資格を取得して介護業界で頑張ろうとしているだけでも評価されることもありますが、なぜ介護業界を選んだのか、なぜその施設を選んだのかという志望動機はしっかり記載すべきです。
「介護について学ぶにつれて介護職の必要性がわかってきました。貴社の介護理念を拝見して、使命感を持ってこれからの介護業界に貢献していきたいと強く考えています。」
「これまで5年間、接客業に従事して参りましたが、訪れてくれるご高齢のお客様のサポートを行ううちに、これからの人生は介護の道に進みたいと強く思うようになり、介護職員初任者研修を受講しました。
接客業では利用者様の立場で物事を考えることとコミュニケーション技術を学びました。
貴社におきましても、職員の方々としっかり連携を取りながら、常に利用者様の立場に立った介護ができる介護職員になりたいと意欲に燃えております。」
また、未経験の方はキャリアアップのイメージを記載すると介護業界で本気で働きたい意志が伝わりやすくなります。
「未経験ではありますが、3年後には介護福祉士資格を取得できるように意欲を持って介護職に従事して参ります」
志望動機のポイント4:「好き」であることを伝えましょう
介護職を志す理由として、心のどこかに
・介護のお仕事が好き
・人としゃべるのが好き、接するのが好き
・年配の方とコミュニケーションをとるのが好き
・介護職にやりがいを感じる
・仕事を通した社会貢献ができることで自分自身が充実できる
など、介護士という仕事にやりがいがあったり、誇りを感じているのではないでしょうか?
やる気がある、スキルアップに興味があるなどのガッツももちろん必要ですが、まずは「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるきっかけとして「介護職が好きという気持ち」は応募先企業にもちゃんと伝えましょう。
私が介護職を選んだのは、人を気にかけたりお世話をすることが好きだからです。
小さい頃から周囲の大人に「面倒見が良い」と言われてきて、おせっかいかもしれませんが自分自身でもこの性格を長所と思っております。
学生の頃に介護職を知ったときに、「自分の仕事はこれしかない!」と強く思い、介護の勉強ができる学科に進学しました。
利用者様に触れながらお話を聞いたり世間話をしていると、祖母と話をしているかのように感じて私の心が温かくなりますし、介護職はやっぱり自分に合っているといつも感じています。
今回、貴社のコミュニケーションを何よりも大切にする社風に魅力を感じて応募させていただきました。自分の良さを活かして利用者様と貴社に貢献させていただく所存です。
転職エージェントを利用すれば履歴書・職務経歴書の添削をお願いできる!
志望動機に自信がない方にこそ、転職エージェントの利用をおすすめします。
志望動機に書く理由はありきたりな内容では弱いと言われることもありますが、日々の仕事に追われていると、そうそう特筆すべきことがあるとは限りません。
ありきたりなことであっても応募先の介護事業者の担当者に響くような書き方をしてあったり、面接で熱意を持って語ることができれば好印象を持ってもらえるはずです。
転職エージェントの担当者は、あなたが実際に書いた履歴書・職務経歴書を読んで、応募先の企業のニーズにあうようにアドバイスしてくれます。希望する企業に出す前に客観的な視点でアドバイスがもらえるので非常に参考になりますよ。
また、就業先企業に希望することや、これだけは譲れないというポイントは転職エージェントに伝えておきましょう。
あなたが気持ち良く就業できるように希望にマッチした求人を紹介してもらえますし、確認してもらえる、交渉してもらえるなどのサポートを受けることができますよ。
介護士転職サイトに関するQ&A
ここでは介護士の転職や介護士転職サイトの気になることをQ&Aで解説しています。
介護士転職サイトと転職エージェントの違いは?
介護士転職サイトにはスタッフによるサポートがありません。
介護士転職サイトでできることは、掲載されている求人から自分に合ったものを探して、応募することです。
スタッフサポートがないので、とりあえず求人を見てみたい方や自分のペースで転職活動をしたい方でも気軽に活用できます。
転職エージェントはキャリアアドバイザーサービスを受けることができます。
あなたの経歴や保有資格と転職の希望を具体的にヒアリングしてくれて、非公開求人を含むたくさんの求人から希望にマッチした案件を複数紹介してくれます。
履歴書・職務経歴書の添削や面接対応などもありますので、内定に向けてきめ細かいサポートを受けることもできます。
転職サイトも転職エージェントも、どちらも無料で利用することができるので、併用することもできますよ。
介護士転職サイトの利用は無料ですか?
ほとんどの転職サイトは無料で利用することができます。
転職サイトは求人を出す企業から広告掲載料を受け取ることでサイト運営を行っているので、転職希望者が利用料を要求されることはありません。
転職エージェントは、転職希望者の採用が決定したら成功報酬として企業からお金を受け取ることになるので、同じく転職希望者が費用を請求されることはありません。
本記事で紹介している介護士転職サイト・転職エージェントは全て無料で利用できるので安心して登録できます。
介護士転職サイトに複数登録しても大丈夫?
介護士転職サイトに複数登録しても全く問題はありません。
転職サイトによって取り扱っている求人が異なりますし、キャリアアドバイザーのサービスも異なりますので、むしろ複数の介護士転職サイトに登録した方が自分が希望する求人とマッチしやすくなります。
働きたい地域に強い介護士転職サイトを見つけたら登録しておくと良いでしょう。
非公開求人って何ですか?
非公開求人は、その言葉どおり一般には公開されていない求人です。
ハローワークや求人サイト、企業の採用ページなどには公開されていないので、直接応募することはできません。
企業があえて非公開で求人を出すメリットは「非公開求人も紹介してもらえる」で解説したとおり、人気の高い案件への応募の殺到を避けたり、公にしたくない案件であるなど、待遇や条件が良かったり、重要なポジションでの募集ということもあります。
転職エージェントに登録すると、非公開求人を含めた求人から案件を紹介してもらえるので選択肢が広がります。
ブランクがあるのですが大丈夫ですか?
介護士の経験があるけど事情があって辞めていたなど、ブランクがある場合でも復帰することができます。
介護業界は慢性的な人手不足の状態なので、むしろ経験者の復帰は歓迎されることが多いですよ。
出展:レバウェル介護
ブランクがあって介護士に復帰したい場合は、「ブランクOK」「ブランク可」などの条件から検索できる介護士転職サイトで求人を探してみましょう。
また、転職エージェント型の転職サイトを利用すれば、ブランクがあるけど介護職に復帰したい介護士さんを歓迎している求人に絞って紹介してもらうことができます。
介護士転職エージェントは地域の介護施設と関係が深いところも多いので、現場の様子や残業時間などの実際の様子を聞いてから応募を検討することができます。
復帰にあたって慎重に考えたい場合は、転職エージェントに登録してブランクからの復帰であることを相談してみることをおすすめします。
介護の仕事が未経験でも大丈夫ですか?
出展:かいご畑
介護業界は常に新しい人材を募集していますので、未経験から就業できる施設も複数あります。未経験でも正社員としても募集もたくさんあります。
介護の仕事は常に人と人との関わり合いになりますので、コミュニケーション能力であったり、思いやりの心があること、時には忍耐強さも求められます。
介護士経験はなくても、高齢者と関わったことや育児経験が評価されることもあります。
未経験からの転職の場合、キツいことも多いと言われる介護業界で本当にやっていけるか不安を感じることもあるかもしれません。
転職エージェントなら介護士転職の相談だけでなく、入職後の相談もできますので、転職サイトを使って自分ひとりで介護に現場に挑むよりも気持ちが楽かもしれませんね。
介護の資格を持っていないのですが働けますか?
無資格者でも介護の現場でできることは本当にたくさんありますので、資格を取得する前でも就業することは可能です。
無資格からの入職でも短期間で介護職員初任者研修を受講することができますし、他の業種よりも早く有資格者となることができます。
実務経験を3年以上積んで実務者研修を修了すれば、国家資格である介護福祉士にチャレンジすることもできますよ。
資格を取得するとできる仕事も増えてやりがいもでますし、給与アップも狙えますので、介護士は未経験からでもキャリアアップしやすい職業と言えるでしょう。
介護士転職サイトを使えば無資格でも正社員採用してもらえますか?
日本全国に高齢者が増えるにつれて介護施設も増えつつあるので、職員の募集も常に行われています。
介護士転職サイトでざっくりと求人を探してみるだけでも、未経験からでも正社員登用している企業や施設がたくさんあることがわかると思います。
無資格からでも正社員として働くことができますし、福利厚生として資格手当を設けていたり、働きながら資格を取得するためのサポートを行っている企業もありますので、気になる求人があったら資格取得のサポートについても確認してみると良いでしょう。
介護士の平均年収はどれくらい?
厚生労働省がまとめている「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、令和3年12月時点での介護士全体の平均給与額は300,990円でした。
令和4年9月時点では317,540円となっていて、16,550円アップしています。
介護施設別の平均給与額は以下のとおりです。
令和3年12月(※) | 令和4年9月(※) | 差 | |
介護老人福祉施設 | 329,090円 | 348,040円 | 18,950円 |
介護老人保健施設 | 320,830円 | 339,040円 | 18,210円 |
介護療養型医療施設 | 266,040円 | 276,400円 | 10,360円 |
介護医療院 | 303,580円 | 320,700円 | 17,120円 |
訪問介護事業所 | 298,370円 | 315,170円 | 16,800円 |
通所介護事業所 | 263,250円 | 275,620円 | 12,370円 |
通所リハビリテーション事業所 | 287,330円 | 304,790円 | 17,460円 |
特定施設入居者生活介護事業所 | 298,810円 | 313,920円 | 15,110円 |
小規模多機能型居宅介護事業所 | 272,470円 | 287,970円 | 15,500円 |
認知症対応型共同生活介護事業所 | 276,350円 | 291,080円 | 14,730円 |
(※)月給制で常勤している介護士の平均給与額です。
この平均月給を単純に12か月分にした年収すると、以下の表のとおりとなります。
介護施設 | 年収 |
介護老人福祉施設 | 4,176,480円 |
介護老人保健施設 | 4,068,480円 |
介護療養型医療施設 | 3,316,800円 |
介護医療院 | 3,848,400円 |
訪問介護事業所 | 3,782,040円 |
通所介護事業所 | 3,307,440円 |
通所リハビリテーション事業所 | 3,657,480円 |
特定施設入居者生活介護事業所 | 3,767,040円 |
小規模多機能型居宅介護事業所 | 3,455,640円 |
認知症対応型共同生活介護事業所 | 3,492,960円 |
ただし、上記は介護職1年目の人から実務経験が長い有資格者まで全ての介護士の平均となりますので、平均給与額を保有資格ごとに見てみると次のようになります。
介護施設 | 介護福祉士 | 社会福祉士 | 介護支援専門員 | 実務者研修 | 介護職員初任者研修 | 資格なし |
介護老人福祉施設 | 360,840円 | 385,790円 | 414,760円 | 320,450円 | 335,190円 | 291,940円 |
介護老人保健施設 | 349,850円 | 343,780円 | 397,600円 | 309,650円 | 315,700円 | 279,050円 |
介護療養型医療施設 | 290,310円 | – | – | – | 240,060円 | 254,660円 |
介護医療院 | 332,230円 | – | 354,780円 | 289,810円 | 287,980円 | 283,210円 |
訪問介護事業所 | 323,470円 | 325,030円 | 364,940円 | 318,790円 | 306,830円 | – |
通所介護事業所 | 290,120円 | 317,130円 | 313,480円 | 266,540円 | 265,900円 | 241,630円 |
通所リハビリテーション事業所 | 313,430円 | 331,730円 | 356,920円 | 300,960円 | 287,370円 | 253,210円 |
特定施設入居者生活介護事業所 | 330,650円 | 347,810円 | 364,310円 | 286,680円 | 298,220円 | 260,320円 |
小規模多機能型居宅介護事業所 | 303,270円 | 333,600円 | 361,010円 | 281,890円 | 270,790円 | 251,650円 |
認知症対応型共同生活介護事業所 | 304,190円 | 320,030円 | 359,850円 | 286,850円 | 281,200円 | 255,980円 |
介護士職全体 | 331,080円 | 350,120円 | 376,770円 | 302,430円 | 300,240円 | 268,680円 |
キャリアアップのためにも給与アップのためにも、資格取得は検討すべきであることがわかりますね。
夜勤をしたくないのですが可能ですか?
施設にもよりますが、夜勤は月4~5回でシフトを組む場合が多く、介護職は他の業種と比べると夜勤が多い傾向にあります。
ただ、デイサービスのような基本的に夜勤のない介護職もありますし、日勤のみでの勤務先を希望することも可能です。
夜勤ができない場合は、介護士転職サイトを使って夜勤のない求人を探しても良いですし、自分で夜勤をしたくないことを言いにくい場合は、転職エージェントサービスのキャリアアドバイザーに夜勤ができないことを伝えて、夜勤のない仕事に条件を絞って探してもらうと良いでしょう。
今すぐ転職する予定ではないけど転職サイトに登録可能ですか?
今すぐ転職する予定はなくても転職サイトに登録することは可能です。
求人を自分で探す形式の転職サイトに登録すると、あなたの条件にあった求人情報がメールなどで送られてきます。
今の職場と待遇や給与を比較してみると、すぐに転職すべきか判断がつきやすくなるでしょう。
また、転職エージェント型の転職サイトに登録をすると、すぐに転職する予定でなくても今のあなたの経歴、資格、希望にマッチした求人をピックアップしてもらうことができます。
待遇が良くなる、給与が上がるなどのメリットがあるようでしたら転職を検討するきっかけになります。
ほとんどの転職エージェントは転職相談としての利用だけでも歓迎していますし、不満があったらすぐに退会できますので、気軽に登録してみると良いでしょう。
転職サイトに登録するとしつこく誘われる?必ず応募しないとダメですか?
「相談だけのつもりで登録したいけど転職をしつこくすすめられそうで不安」という方もいらっしゃるかもしれませんが、現在の転職サイトは基本的にそういったことはありません。
転職エージェント型転職サイトは利用者が採用されないと報酬が発生しないので、利益重視で無理な転職をすすめられる可能性もゼロではありません。
しかし、そういった転職サイトはすぐに悪い口コミが広がってしまうリスクがありますので、現在はそこまで強引な勧誘はないと思っていて大丈夫です。
どうしても不安な場合は介護士転職業界で大手の転職エージェントを利用すると良いですよ。
転職サイトを利用して後悔することってありませんか?
転職サイトは無料で利用できるサービスなので、少なくとも金銭面での後悔はありません。
後悔することがあるとしたら、「転職サイトを使ってみたけど、希望にあう求人が見つからなかった」というケースが考えられます。
求人との出会いはタイミングもありますので、少し時間をおいてみる、他の転職サイトに登録しなおすなどの方法を試してみましょう。
介護業界は売り手市場って本当ですか?
介護業界は売り手市場と聞いたことがある方も多いと思います、これは本当の話なのでしょうか?
売り手市場とは「求職者<求人数」の状態ということになります。売り手(転職希望者)に対して買い手(求人数)の方が多いので、転職希望者が有利ということですね。
介護業界が売り手市場かどうかは、有効求人倍数が目安になります。
有効求人倍数は求職者1人あたりの求人件数のこと。1人に対して求人が1件の場合は1.0倍になります。
厚生労働省が発表している令和6年5月の介護サービス職業従事者の有効求人倍数は「3.61倍」となっています。
求職者1人につき3~4件の求人があるということになるので、売り手市場と考えて良いでしょう。
介護が必要な高齢者はこれからも増え続けることが確実ですので、介護職はますます人手が必要になります。介護士の売り手市場はまだまだ続きますよ。
人気がある介護の職場を転職サイトで探せますか?
大手企業が運営している介護施設はやはり人気が高いのですが、他にも「人間関係が良い」「介護士の慢性的な不足がない」「職場環境が良い」「キャリアアップ制度が充実している」など、みんなが働きたい!と思うような職場は人気があります。
職場の内情は転職サイトの求人を見ただけではわからない部分もたくさんあります。
転職エージェントなら企業の内情をキャリアアドバイザーが詳しく知っていることもありますし、現場に直接確認してもらうこともできます。
人気がある介護の現場を探したい場合は、ハローワークや求人サイトよりも転職エージェントサービスからの転職が向いています。
職場の人間関係に不安があります。転職サイトで対策できますか?
人間関係を理由に転職を希望する方は本当に多く、転職先での人間関係に不安がある方もいらっしゃるでしょう。
そういった場合も転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントは求人を預かっている企業とのコミュニケーションを欠かさずとるようにしていて、内部情報にも詳しいキャリアアドバイザーも多数存在します。
面談の際に「人間関係に特に不安があります」と伝えることで、不安の少ない施設を紹介してもらうことができます。