お知らせ

2021.09.28お知らせ

“コンサルあるある”

基本、コンサルティング業はサービス業です。
今回お伝えする”コンサルあるある”は、コンサルタント以外の方にはピンとこない、見えにくい非常に地味な「あるある」かもしれません。
一方で、コンサルティング業界の方には、きっと「あるある!」なんです。

コンサルあるある1:視点・階層・表現への違和感を覚えてしまう
コンサルタントとして一定の生活を送ると、世の中に存在するホームページ、ポスター、アンケート等を見ていると違和感を覚え、心の中で突っ込みを始める自分に気づくんです。
● 何を指し示しているのか不明瞭な粒度で表現がされている
(例)「一般的な人たちは」「女子高校生は」などの主語
(コンサルタントの心の声)「一般」とか「女子高校生」って一括りにして大丈夫?具体的に誰のどんな人のこと?
● 階層の異なる話を同じ箇条書きで表現がされている
(例)「温泉はこちら、カフェテリアはこちら、カフェテリアの中のスープ・サラダバーコーナーはこちら」
(コンサルタントの心の声)場所単位での案内の中に、急に特定の場所内での案内が混ざってるよ!
コンサルタントになると、資料作成における「表現と単語選択」「階層構造」「フォントの使い方」を徹底的に鍛えられます。
それは不特定多数の人が色々な想いを持ち取り組む経営においては、短期間に分かり易く、ほぼ誤解なく全員が理解して意思決定と行動に移していく必要があるため、使用される資料にも徹底的なこだわりを必要とされるからです。

その結果、影響が日常生活にも出始め、ホームページやポスター等の表現に対して違和感を覚えはじめることとなります。私の場合、そのようなものを見るたびに1人でつっこみ、「気持ちわるっ」というのが口から出ます。こういった日常の些細なことに対する違和感を覚えるところまでをワンセットとして “コンサルあるある”と感じています。
このような話をしてしまうと、コンサルタントって“変“と、皆さんは不安に思われてしまうかもしれませんが、実態はそのようなことはありません。人の話が聞ける人間味にあふれるコンサルタントが多数派です。

皆さんも安心して何なりとご相談していただければと思います。