オンライン飲み会やWeb会議は果たして”妥協”なのか?

2022年7月23日社員の日常Web会議,オンライン飲み会

こんにちは、Webマーケティングを生業とする在宅ワーカーのたけのこです。
新型コロナウイルスの感染が拡大し続けていますね。少し落ち着いては猛威を振るったり、
まだまだ予断を許さない状況です。

そんな中、わたしはいろいろな方面の友人達や会社の方々とオンライン飲み会を行う機会がありました。
次第に「オンライン飲み会の捉え方、予定としての重要性は人それぞれなのだなあ」と感じるに至ったので、紹介したいと思います。

オンライン飲み会~大学の友人達の場合~

ある日、東京で仕事をしている友人からグループ宛てに連絡がありました。

「今流行のリモート飲み会(オンライン飲み会)とやら、やってみませんか!」

大学を卒業し、それぞれ今は勤務先も職種もバラバラ。
気づけば2年以上顔を合わせていない友人からの誘いということもあり、
すぐに開催が決まり、全員の予定を合わせました。

比較的大人数が予定が合いやすかった、土曜日の19時開始。

仕事やプライベートの都合もあり、頭からは参加できない友人も
チラホラいましたが、そこはオンライン飲み会ならではの強みを発揮。
都合の良い時間に入室してきて、皆でおしゃべりを楽しむことができました。

「明日早いから」と早く抜ける人もいたり、
ノーメイクでダラダラしながら日付を跨いでもしばらくおしゃべりを続けたり、
時に「今日は予定あるから参加できない、また今度!」と辞退したり、
とにかく融通が利く利く!

ある程度自分の都合にも合わせることができ、
更にそれぞれの住んでいる場所や人目を気にすることなくおしゃべりできる、
オンライン飲み会との相性が良かったのでしょう。
それから大学の友人達とは、2週間に1回は気ままな飲み会を開催する習慣が続いています。

オンライン飲み会~中学の友人達の場合~

こちらも、ある日グループ宛てに連絡がありました。

「飲み会したいけど外出できないから、オンライン飲み会しよう!」

話は持ち上がったものの、大学の友人達と比べると進展はとてもスロー。
なんとか開催する日こそ決まりましたが、時間に関しては直前まで決まりません。

(う~ん、予定組みにくい……)
しびれを切らして「明日、時間どうする?」と確認をすると、

「やっぱり顔を合わせて飲み会ができるようになるまで、もう少し待ちたい!」
という返答が。

そしてこの意見への賛成派もそれなりにいたため、
この飲み会の開催は、開催前日に一度なかったことになりました。
(仄かな残念さは胸に秘めつつ)

オンライン飲み会は、妥協なのか否か

大学の友人達と中学の友人達。
それぞれの「オンライン飲み会」への捉え方や熱量に、大きな違いを感じました。

とにかく皆で顔を見ながら話ができればOK!な大学の友人達と異なり、
中学の友人達は、直接顔を合わせてその場のライブ感を楽しむこと、
外で集まってお酒や食事を楽しむことを重視しているようでした。

察するに、「せっかくの機会に妥協してオンラインで飲み会をするなら、
もう少し待って、落ち着いてから外でやりたいよね」という考え方なのだろうと思います。

わたし自身はどちらかといえば、
「オンライン飲み会はオンライン飲み会で楽しめばいいし、
外での飲み会は外での飲み会で楽しめばいいよね」という”どっちの良さもあるよねタイプ”なので、

オンライン飲み会=妥協、もったいないつまらない
という感覚はあまりなく、驚きました。

とは言え、彼・彼女らのような考え方も確かにあるなぁ、と理解できます。
オンライン飲み会ではその場で一緒に過ごしているかのような
あの空気感は楽しめませんし、まったくの別物感はありますよね。
オンライン飲み会である程度話の種が尽きてしまうことを考えると、
その先の飲み会を全力で楽しむために話題を温存しておきたい、というものなのかもしれません。

ビジネスにおけるWeb会議はどうなのか?

新型コロナウイルスが猛威を振るい、今や欠かせない存在となった"Web会議"。
Zoom、Teams、LINE……ツールこそ違えど、あらゆる企業で行われているかと思います。

わたしは、この「Web会議」にも似た認識の多様性があると考えています。

「普段はいいけれど、やっぱり大事な商談は、直接会って話をしないと…」
「オンラインでは、その人の本来の姿が見えにくいからあまりやりたくないなぁ」
「会話のテンポが悪かったり、不具合などでスムーズに話ができない気がする…」

などの妥協派もいれば、

「移動時間がなくなるから他の業務に時間が使えて効率がいい!」
「Web会議でも特に業務に支障ないし、快適」
「遠方のお客様ともこまめにコミュニケーションができるようになった!」

などの肯定派もいます。

BizHits『WEB会議の悩みに関する意識調査』によると、
WEB会議の経験者527人のうち、「対面会議が良い」と答えた方は52%、「Web会議が良い」と答えた方は48%、
という結果になったようです。わすかに対面会議派が多いですが、ほぼほぼ拮抗していますね。

結局ケースバイケースが一番

大学の友人達の中には東京在住の人もいるため、
新型コロナウイルスの影響があろうがなかろうが、気軽に顔を合わせて話をすることができません。
だからこそ、この時期関係なくオンライン飲み会は交流を行うためにとても有効な手段になります。
一方で中学の友人達は、皆愛知県内(むしろわたし以外は市内)在住であり、比較的会いやすい状況でした。
それであれば「時期をずらして実際に会って飲み会をしたい」というのも一案です。

Web会議も同様、どうしても不具合が発生してしまう、相手の表情が読み取りづらいなどの使いにくさがある中で、
遠方で簡単に足を運べないお客様や社員ともやりとりができたり、移動時間分を他のタスクに費やしたり、といった利点もあります。

オンライン飲み会やWeb会議は妥協なのか?
うーん。妥協というより、活用方法は人それぞれ、ケースバイケースということでしょうね。
その上で「妥協」ではなく、「併用・使い分け」の意識をもって活用していただけるよう、
オンラインでのビジネスをより快適にするサポートができたらな、とIT業界のイチ人間として思った出来事でした。

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Posted by たけのこ