いい配色が知りたい!色の名前が知りたい!そんなときはツールに頼ろう
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デザインをする上で避けて通れないのが「配色との和解」だと思う、デザイナーのもいです。
キーカラーは決めたけど、それ以外の色はどうしよう…という悩みをもったことはありませんか?
最終的には感覚での微調整が必要ですが、「こんな方向にしようかな?」と考えるときのネタにできるカラーチャートツールをご紹介します!
おすすめツール「Encycolorpedia」
自分が使いたい色を基準にして、他にどんな色を使ったらいいかのシミュレーションができるサイトです。
使い方は簡単で、検索窓に調べたい色のカラーコードを入れるだけ!
(例として、アルタのコーポレートカラーの黄色を検索してみます)
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実際にどんな情報が得られるのかをご紹介します!
キーカラーをもとに色々展開してくれる
色のバリエーション
すこしだけ差のある色が欲しい…というときによく見ます。フラットなボタンやイラストの影などを選ぶときにお世話になっています。
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関連のある色の名前
色の名前を眺めるのが好きなので、個人的にはうれしい機能です。デザインのコンセプトシートを作るときに「な、なんて表現したらいいんだこの色…」と困ったときにも見ます!便利!
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配色も教えてくれる
色彩理論に基づいた配色
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(アルタのコーポレートカラーがかなり発色の良い黄色なため、配色パレットもどぎつい感じになっていますが…)
日本語訳が不安な感じだったので、一応解説をつけておきます。
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相補…コンプリメンタリー配色。色相環において反対側にある色(補色)。高コントラストでよく目立つけれど、目がちかちかしやすい
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類似…アナロガス配色の例。色相環の隣にある色。コントラストは弱いけど相性は無難にいい
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分割…分割補色(スプリット・コンプリメンタリー配色)のこと。補色に隣接している2色。補色だと主張が強すぎるときに使うと、少し和らいだ配色にできる
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三進法…トライアド配色の例。色相環を正三角形で3等分した位置にある色。バランスよく見える
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四角…テトラード配色その1。色相環を正方形で4等分した位置にある色。(スクエアカラーとも)補色関係にある2組を使うため、かなりパンチのきいたカラフルさになる
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四進法…テトラード配色その2 。色相環を長方形で4分割した位置にある色。(レクタンギュラーカラーとも)スクエアと似ているけれど、少し色味が近くなるのでマイルドになる
グラデーションの配色
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キーカラーから補色、無彩色、白、黒などにたどり着くまでのグラデーションを見せてくれます。 このあたりの色でまとめれば、だいたいヘンな配色は避けられると思います。
汎用性が高い配色にしやすいので、スライドづくりの時などには役立つかも?
そのほかにも、「塗料で言うならここらへんが近いよ」「この色で文字を書いたらこうだよ」など、キーカラーを色々な角度から紹介してくれる、便利なサイトです!
見やすくて検索しやすいので、暇なときに色の勉強がてら眺めるのにもおすすめですよ。
デザイナーの方も、ノンデザイナーの方も、色に困ったら一度試してみてはいかがでしょうか。